本田技研工業(ホンダ)は25日、大型プレミアムツアラー「ゴールドウイング」シリーズの受注状況を発表した。1月12日の発表から10日後の1月22日時点で、年間販売計画台数500台を上回る540台を受注し、好調な立ち上がりとなっている。「ゴールドウイング」シリーズは、4月2日に新販売網「Honda Dream」で発売される。
「ゴールドウイング」シリーズは昨年の東京モーターショーに市販予定車として出品された。より快適な乗り心地と軽快なハンドリングを実現するために数々の先進技術を採用するなど、17年ぶりのフルモデルチェンジによって商品魅力の向上を図り、幅広い層から好評を得ている。
ホンダは購入ポイントとして、「高い次元で走りの高揚感と上質さを実現するために、軽量・コンパクト化を図った車体とエンジン」「独自の新開発二輪車用ダブルウィッシュボーンフロントサスペンション」「変速ショック低減や燃費性能、静粛性を向上させ、微速前後進機能"ウォーキングスピードモード"を追加した第三世代DCT」「機能性と上質さを追求したシャープでコンパクトなスタイリング」を挙げている。
受注内容のタイプ別構成比は、「ゴールドウイング ツアー デュアルクラッチトランスミッション<AIRBAG>」が54%、「ゴールドウイング ツアー」が34%、「ゴールドウイング」が12%。「ゴールドウイング ツアー」の車体色別構成比は、「パール グレア ホワイト」76%、「パール ホークスアイ ブルー」12%、「キャンディー アーダント レッド」12%。「ゴールドウイング」の車体色別構成比は、「マット マジェスティック シルバー メタリック」58%、「キャンディー アーダント レッド」21%、「パール スタリオン ブラウン」21%となっている。