日産自動車の代表取締役社長兼CEO、西川廣人氏は1月16日に開催された「Automotive News World Congress」にて、インフィニティブランドで2021年以降に電動パワートレインを搭載した新型車を投入すると発表した。
インフィニティの新型車は、デトロイトで開催された北米自動車ショーで公開されたコンセプトカー「Qインスピレーション」のような美しいデザインでありながら、インフィニティの現行パワートレインを進化させたまったく新しいレベルの電動走行を提供するとのこと。
100%電気自動車(EV)と電動パワートレイン「e-POWER」を搭載した車両の両タイプを発売することで、日産のプレミアムブランドであるインフィニティにも低排出ガス技術を全面的に導入する。独自技術であるインフィニティの「e-POWER」は、小型ガソリンエンジンを使用して高出力バッテリーを充電する技術。外部充電が不要となるため、ガソリン車のような利便性と100%モーター駆動ならではの走行が可能だという。
インフィニティは低排出ガス技術の導入を重点的に進めることで、2025年までにグローバル販売台数の半数以上が電動化車両になると見込んでいる。