JVCケンウッドは1月26日、メタルフレームデザインのネックバンドを採用したワイヤレスイヤホン「XE-M10BT」を発表した。ビクター設立90周年記念モデルの第2弾で、発売は2月上旬。推定市場価格は30,000円前後(税別)となっている。

XE-M10BTは、JVCの独自技術「K2 TECHNOLOGY」を搭載。音源をデジタル化するときに欠落した情報や、再生時の圧縮処理およびワイヤレス伝送によって失われた情報を、XE-M10BT側で補完する。これにより、192kHz / 24bitというハイレゾ相当の出力を実現した。コーデックはSBC、AAC、aptXに対応し、各コーデックに合わせて音楽情報を適切に補完する。

  • ワイヤレスイヤホン「XE-M10BT」
  • ワイヤレスイヤホン「XE-M10BT」
  • ワイヤレスイヤホン「XE-M10BT」
  • ワイヤレスイヤホン「XE-M10BT」。色はインディゴブルー(左)、スタジオブラック(中央)、ヴィンテージブラウン(右)

イヤホンにはマイクを内蔵し、電車やバスのアナウンスなど、周囲の音を取り込む「周囲音取り込み機能」を利用可能だ。専用のアプリ「ライブモニター」を利用すると、周囲音をどれくらい取り込むかをチューニングできる。対応OSは、iOS 9以降、Android 5以降。周囲の雑音を抑えるノイズキャンセリング機能も備えた。

Bluetoothのバージョンは4.1で、連続再生時間は約7時間。再生周波数帯域は20Hzから20,000Hz。重量は約90g。パッケージには、キャリングケース、イヤーチップ(Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ)、充電用USBケーブル、イヤーフックが付属する。