「もしも、レゴが動いたら……」。そんな妄想を実現してくれる商品が、2月1日、日本に初上陸する。レゴブロックのビルディング体験とプログラミング機能が同時に楽しめる「レゴブースト クリエイティブ・ボックス」だ。

タブレットやスマートフォンに落とした無料アプリで簡単に操作できるので、子どもだけですいすい遊べる点も魅力となっている。早速紹介しよう!

  • ロボットのバーニー

    レゴブーストのモデルの1つ「ロボットのバーニー」

簡単なプログラミングでレゴの新しい遊び方を提案

「レゴブースト クリエイティブ・ボックス」は、7歳以上を対象としたブロック玩具。世界では既に去年から出回っていたが、ついに日本語版が登場する。無料の専用アプリには、「前に進む」「左右に曲がる」「振動でスタートする」「ダンスをする」「色を感知してスタートする」など60以上の動作が組み込まれていて、スマホやタブレット上に表示されたアイコンを指で動かすだけで、簡単にプログラミングができる。

  • レゴブースト プログラム

    アプリには60以上の動作が組み込まれている

  • タブレット上にアイコンを並べていけば、プログラミングの完成。数字の入力で角度や距離なども調節できる

これまでもレゴジャパンでは、小学生用の「レゴ WeDo 2.0」や中学生以上を対象にした教育版レゴ「マインドストーム EV3」など、プログラミング教材を多数提供してきた。しかし今回は、どちらかというと"遊び"の要素が強いとのこと。プログラミング自体は、実際に操作する中で習得していく形をとっており、ブロックの組み立てだけでも十分楽しさのある商品だ。

モーターやカラーセンサー、距離センサーを併せて組み立てることで、どんなレゴの作品も自由自在に操ることが可能。専用アプリ上にある組み立て説明書によって、5つのモデル「ロボットのバーニー」「子猫のフランキー」「ギター4000」「ブースト車」「ブロック組み立てマシン」に組み替えられるので、楽しみ方の幅も広い。

  • レゴブースト

    左から、「ブースト車」「ブロック組み立てマシン」「ロボットのバーニー」「子猫のフランキー」「ギター4000」

<遊び方を紹介する動画はこちら>

大人も夢中に! モデルごとに違った楽しさ

モデルごとに遊び方が異なるのも、この商品の楽しいところ。例えば「子猫のフランキー」では、ブロックで作る「ミルク」「魚の骨」「ろうそく」「猫じゃらし」をトリガーに、さまざまな動きを組み立てることができる。子猫をなでたときの振動で、反応を作り出すことも可能。動きの愛らしさに、キュンキュンが止まらない。

  • 子猫のフランキー

    ろうそくをセンサーに近づけると子猫が動き出す!

  • 左から、「ミルク」「魚の骨」「ろうそく」「猫じゃらし」

  • トリガーとなるアイコンを頭に置き、猫の動きを組み立てて

また「ギター4000」は、ブロックで押さえるカラーパネルの色によって、奏でる音が変えられるモデル。「ギター」「バイオリン」などといった音色のバリエーションのほか、音階、パーカッションなどのバックサウンドも盛り込める本格派だ。

  • ギター4000

    フォルムもかっこいい「ギター4000」

  • ブロックで押さえるカラーパネルの色が変わることで、奏でる音も変わる

  • 音色や音階のほか、バックサウンドを盛り込むことも可能

ほかにも、歌ったりダンスをしたり、声を吹き込むと会話もしてくれる「ロボットのバーニー」、ハンマーやダーツシューターなどの迫力ある仕掛けが魅力の「ブースト車」、ミニロボットを組み立ててくれる「ブロック組み立てマシーン」などがあるので、遊びながら楽しみ方を広げていってほしい。

  • ロボットのバーニー

    まゆげも動く「ロボットのバーニー」

  • ブースト車

    ハンマー叩きが楽しい「ブースト車」

  • ブロック組み立てマシン

    「ブロック組み立てマシーン」でミニロボットを作ってみよう

レゴジャパンは同商品について、1月26日からトイザらスにて先行予約を開始し、2月1日からトイザらスの一部店舗およびオンラインストアにて販売を開始するとのこと。価格は2万5,000円程度を予定していて、2月15日にはレゴブランドストアや主要家電量販店、Amazon.comでも購入が可能になるという。

将来的にもニーズが高まりつつあり、2020年には小学校での必修化が決まっているプログラミング。まずはレゴでの遊びから取り入れてみてはいかがだろうか。