『プリティーリズム』や『プリパラ』など『プリティー』シリーズの新作発表会が1月24日、都内某所にて行われた。発表会には、主人公の桃山みらい役・林鼓子、萌黄もえ役・久保田未夢、青葉りんか役・厚木那奈美、主題歌を担当するRun Girls, Run!が登壇した。
『プリティー』シリーズは、2010年7月のアミューズメントゲーム『プリティーリズム・ミニスカート』稼働を皮切りに、2011年4月からTVアニメでも展開。『プリティーリズム・オーロラドリーム』『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』『プリティーリズム・レインボーライブ』を経て、2014年7月から新シリーズとして『プリパラ』を展開、2017年4月からは『アイドルタイムプリパラ』として稼働・放送しており、人気を博している。
今回、8年間継続してきた『プリティー』シリーズの新プロジェクトとして発表されたのが、2018年4月よりスタートする『キラッとプリ☆チャン』だ。これまでと同じようにアミューズメントゲームとTVアニメの二軸で展開し、TVアニメは、テレビ東京系6局ネット、BSジャパンにて放送を開始する。
まず、発表会でみらい役を演じることについて尋ねられた林は、「長く続いているシリーズに参加できるなんて夢のようです! 大好きな作品なので、精一杯みらいちゃんを務められるようにがんばります」と気合十分な様子を見せた。厚木も「女の子の夢を届けられたらいいなと思っています」と希望を語った。
また、久保田は「もえのような元気でノリが軽い女の子は演じたことがなかったので、不安はあります。でも、演じることで自分自身も成長できたらいいなと思います」と意気込みを見せた。
当初、主要キャストの林、久保田、厚木の3人で進行していった発表会だが、途中で主題歌担当のRun Girls, Run!より森嶋優花がステージに登壇。Run Girls, Run!は林、森嶋、厚木の3名からなるユニット。今後キャストとして出演する予定を尋ねられた森嶋は「私もいつでも3人の仲間入りができるように、準備して待っています!」と元気いっぱい答えていった。
2017年にタカラトミーアーツが採ったアンケートによると、3歳から9歳の60%以上の女児がスマートフォンやタブレットを日常的に使用しており、「インターネットによる動画サイトを利用している」と答えた女児は55%以上にものぼるという。人気小学生YouTuberが誕生するなど、動画サイトは子どもたちにとってますます身近なものになっている。
そこで、『キラッとプリ☆チャン』は、「動画サイト」と「自分発信」というキーワードに注目。これまで『プリティー』シリーズが育んできた「歌」「ダンス」「おしゃれ」「友だち」というテーマを融合した作品となっているとのこと。
『キラッとプリ☆チャン』の世界では、大企業や有名人は「プリ☆チャンシステム」を使って、様々な番組を放送。「プリ☆チャン」はテレビやスマホで観ることができる国民的エンターテインメントで、女の子たちの夢は「プリ☆チャン」で自分だけのチャンネルをプロデュースして、「大人気プリ☆チャンアイドル」を目指すこと。本作の主人公は、なりゆきで「プリ☆チャン」デビューした中学1年生の桃山みらいと萌黄もえ。同じく、きらりヶ丘中学校に通う 青葉りんかをマネージャーにし、3人が様々なエピソードを繰り広げていく。
2018年4月から稼働開始する新アミューズメント筐体「キラッとプリ☆チャン」では新たにふたつのシステムを搭載している。ひとつめは、ゲーム中に「キラッとボタン」が七色に輝くと、「超あたり」のキラキラ輝く「キラチケ」をゲットすることができる「キラッとプリントシステム」。
ふたつめは「フォロチケ」。これまでの『プリパラ』筐体では、ゲームで排出された「プリチケ」のアイドル名刺部分「トモチケ」をパキッと折り、友だち同士で交換させあい、自分のライブゲームに登場させる「トモチケ交換」がブームになったが、今回はさらにパワーアップ。
「キラッとプリ☆チャン」で使用される「フォロチケ」では、SNSの要素を採用しており、「フォロチケ」をゲームに読み込むと、お互いのキャラクターがネットワークでつながり、フォロワーとなり「いいね★」を送り合うことができる。さらにおたがいフォローし合うことで「相互フォロー」となることでさらなる特典も得られるという。「キラッとプリ☆チャン」は、フォロワーが増えてつながっていくSNSの喜びを「フォロチケ交換」というアクションとゲーム筐体のビジュアルで体感できる新時代のコミュニケーションスタイルとなっている。
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