アニドル育成アプリゲーム『アニドルカラーズ』のCDリリース記念イベント「Ride on☆7Dream Fes.」が2017年11月25日、東京・ニコファーレで行われた。
本イベントは、ゲーム内のユニット7ColorsとClarityの1stシングルCD発売を記念して行われたもの。ステージには、7Colorsから朝日悠希役の寺島惇太、夏月斗羽役の山谷祥生、不知火颯役の白井悠介、蓮水巴瑠役の鈴木裕斗、土岐結人役の土岐隼一、柚木真哉役の八代拓、金森碧叶役の榎木淳弥が登場。今回は昼の部の模様をお届けする。
ニコファーレのステージは四方をモニターに囲まれ、きらびやかな雰囲気。そこに7Colorsのメンバー7名が登場すると、ファンは推し色のペンライトと歓声で迎える。イベントは、ゲーム最新情報の告知からスタートし、ゲーム内で開催中のスカウトや、今回のリアルイベントを記念したスペシャルカードの入手方法が公開された。
その後、「絶対絶命ドル合戦」と題されたトークコーナーへと進む。鈴木、土岐、八代が草食チーム、寺島、山谷、白井が肉食チームに分かれ、「凹んでるメンバーを元気づけよう」というテーマのもと、「各チームの代表者が榎木を励ます」という対抗戦を行う。
草食チームの代表には土岐、肉食チームの代表には山谷が選ばれる。まず何の理由で凹んでいる設定にするのかを聞かれた榎木は、「最近お腹の調子が悪くて……」とリアルな告白。このテーマ設定が発端となり、山谷と土岐は榎木を励ますためのエチュード(即興劇)で大暴走を繰り広げる。勝敗は会場の拍手の大きさに委ねられ、結果、この戦いは肉食チームの山谷が勝利となった。
続いてはエア食レポ対決。食べ物を指定する役と、それを受けてレポートする役に分かれ、二人一組で食レポを行うコーナーだ。
草食チームは、八代が「産地直送のミルク」というお題を出し、鈴木が受ける。以前放送されたニコニコ生放送でも、流暢な食レポが話題になっていた鈴木。今回も「新鮮な牧草の味が広がる!」と懸命に牛乳の味を伝える。
一方の肉食チームは、白井と寺島がチャレンジ。二人は長野県出身ということで、白井が出した食品は二人のふるさとである「上田と佐久のそば粉を使った肉食そば」だ。白井いわく、長野県民おなじみの「信州ポーク」を使っているそうで、「トンでもねえうまさだろ?」などと、ローカルCMのセリフの掛け合いが自然と飛び出す。同郷の二人ならではのチームワークを見せつけ、今回も肉食チームが勝利をもぎ取った。
2連続で負けた草食チームには罰ゲームが待ち受ける。その内容は、「後半のライブパートであざとい自己アピールをすること」。罰ゲームはチーム全員に課せられ、ファンには楽しみがまた一つ増えた形となった。
続く朗読劇のコーナーでは、ブレスレット型麻酔銃の針が刺さって眠ってしまったプレーヤーキャラ、"キュアマネージャー"を目覚めさせるために、7Colorsが奮闘するといった内容。
鈴木演じる巴瑠は「目が覚めるほど甘く刺激的なセリフ」として、「今日くらいはその天使の寝顔に免じて、俺の腕の中で休ませてやろう」と囁くも、「眠らせてどうする……」とツッコミが入ってしまう。榎木演じる碧叶は「疲れた顔してると、かわいくないぞ~? 冗談、冗談。どんな顔しててもキュアマネが一番かわいいよ」と、癒したっぷりの甘いセリフを披露し、ファンからは感嘆の声が上がった。
続いては、ゲーム内で実施されていたアンケートの結果発表へ。「ドッキリを仕掛けるメンバーは誰?」というテーマでは、投票の結果、下記の5人が上位に選ばれていた。
1位:金森碧叶
2位:寿秋誉(CV.武内駿輔)
3位:朝日悠希
4位:土岐結人
5位:夏月雫(CV.中澤まさとも)
鈴木もいちユーザーとして、春宮亜蘭(CV.畠中祐)に投票したとのこと。「普段ドッキリを仕掛けそうにない人が、周りにそそのかされてやってしまうかわいさがある」と語っていた。
逆に「ドッキリを仕掛けられてしまうメンバー」に選ばれたのは、以下の5人だ。
1位:夏月斗羽
2位:夏月雫
3位:朝日悠希
4位:不知火颯
5位:春宮亜蘭
後日、1位に選ばれた碧叶と斗羽をメインにした特別企画が配信されるとのこと。どのようなものになるかが楽しみだ。
告知コーナーでは、3つの重大事項が発表された。メンバーの意外な一面や、秘めた本心を知ることができる新機能「キュアライフメモリアル」の実装。そして、ファン待望の本編第2部が2018年春にフルボイスで配信されるとのこと。寺島は新キャラの登場も匂わせ、ファンの期待を煽る。さらに、新曲のリリース決定も告知されると、会場からは大きな拍手が上がった。
最後はライブパート。7Colorsによる「Ride on☆7Dream」が初めて披露され、会場は大盛り上がり。サビの”My Dream!”コールの精度からも会場との息のぴったりさが伺える。白井が「もっともっと!」と煽り、ニコファーレが色とりどりのペンライトの光で満たされていく。
ちなみに、罰ゲームでライブ中に自己アピールをすることになっていた草食チームはというと……。指示通りにやったにもかかわらず、肉食チームから「ちゃんと見えなかったからもう一回やって!」とリクエストを受けてしまい、あらためて自己アピールをすることに。土岐は目元でピース、八代は投げキッスをするなど、あざとさを振りまいていく。さらに、肉食チームも自己アピールをやらされることになったが、寺島と白井がケモノと化し回避。会場の笑いをさらっていった。
盛りだくさんのリリースイベントはこうして終了。最後のあいさつで「この7人って楽だよね」と白井が言い、土岐も「舞台裏のテンションのままのイベントだった」と明かすなど、キャストたちものびのびとこのイベントを楽しんだよう。寺島は、「動物好きでも、アイドル好きでも楽しめるゲームです。まだ周りに『アニドルカラーズ』で遊んでいない人がいたら、動物方面から、またはアイドル方面からどんどん布教してほしいです!」とファンへ呼びかけた。