グロービスは1月23日、「ビジネススキルに関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は2017年11月22日~25日、20歳~59歳の正社員男女(アルバイト、派遣社員、契約社員除く)800名を対象に、インターネットで行われた。
将来仕事が変わることを意識している人、約7割
調査ではまず、「10年後、あなたご自身の仕事は変化していると思いますか?」と尋ねたところ、「とてもそう思う」(25.9%)、「ややそう思う」(41.3%)と、7割近くのビジネスパーソンが将来自分の仕事が変化することを意識していることがわかった。
約6割がビジネススキル不足を実感
自身のビジネススキルについて聞くと、60.6%が「ビジネススキル不足を感じたことがある」と回答。しかしながら、ビジネススキル向上のために何らかの取り組みを行っている人は半数以下(42.1%)に留まった。
そこで、何の取り組みも行わない理由を尋ねたところ、43.8%が「必要性を感じない」と回答。次点は「何をしたら良いか分からない」(29.2%)となり、必要性を感じながらも、取り組むべき内容が分からないことにハードルを感じている人が一定数いることが伺えた。
また、基礎的なビジネスフレームワークやビジネスの原理について知っているかを問うと、80%以上が「3C分析」(86.0%)や「バリューチェーン」(83.0%)、「規模の経済性」(83.0%)などを知らないことがわかった。