アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が23日、大阪を訪問してカンテレを1日ジャックし、同局・フジテレビ系主演ドラマ『FINAL CUT』(毎週火曜21:00~)をアピールした。
この日に限り「カメテレ」となったカンテレにやってきた亀梨は、朝の『よ~いドン!』生出演から、『マルコポロリ!』(毎週日曜13:59~)の収録、夕方ニュース『報道ランナー』の生出演、さらには16時台・19時台の生CMにも出演と、1日かけてジャック。
『よ~いドン!』生出演後は、300人の観客が集まったイベントに登場し、『FINAL CUT』に対しての思いを聞かれると、「熱量が必要な作品であり、今の時代を反映している作品です。ドラマの内容自体は自分の経験としてあるわけではないけど、自分の中でヒットする部分がいろいろあって感情移入できる作品です」と紹介した。
その後は、さまざまな"ムチャぶり"に応える企画を実施。「撮影で疲れて家に帰って1人になった時だけに見せる、プライベートな表情を振り返りざまに披露して」といったものや、カンテレでのCMでも話題となっている局キャラ・ハチエモンとの"チュー生披露"も実行し、「ジャニーズ入って20年で今日が一番恥ずかしいかも!(笑)」と赤面した。
イベントでは質問コーナーも展開され、「言われたらキュンとなる大阪弁」に「好きやで、とかいいなぁ」と答えたことから、300人の観客が声をそろえて亀梨に「好きやで~!」と一斉告白。それに対し、「知ってるわ!」とクールに返すと「キャー」の嵐で、開場の熱気は最高潮に達した。他にも「最近した親孝行は?」との問いに「お年玉をあげました。それで父と母が福袋を買って帰ってくるのを見るのがうれしい」と優しい素顔をのぞかせた。
イベントを終えて、亀梨は大阪の印象を「みなさん温かく迎えてくださったので楽しかったです。大阪ならではのノリや、普段のテンションではできないことをできたかな」と感想。また、「カンテレが、カメテレに!」というキャンペーンについて感想を聞かれると、「テレビ局の名前が自分の名前を使用してくれることは、すごいことだなと思いますし、カンテレさんの愛や温かみを感じました」と笑顔で語った。
その後、記者の取材に応じた亀梨は、あらためて『FINAL CUT』について、「今の時代だからこそ、このテーマだと思います。メディア寄りの人間が切り込むという大胆な作品です。テレビドラマとしてのエンタテインメントの中で、皆さんに楽しんでいただける作品を生み出したいと思います」と思い入れを語っていた。
『FINAL CUT』は、亀梨演じる主人公・中村慶介が、母親を殺人事件の犯人かのように扱い、死に追い込んだテレビ番組関係者に復しゅうしていく物語。きょう23日の第3話は、林遣都演じる若手ディレクターの小池がターゲットとなり、慶介はその動向を追い始める一方、真犯人と疑う男の妹、雪子(栗山千明)と若葉(橋本環奈)にも接触を続けていたが、雪子から「兄が死んだ」と衝撃の告白を受ける。