フィッシング対策協議会は1月23日、Appleをかたるフィッシングメールが出回っているとして注意喚起を行った。拡散しているメールは、「あなたのApple IDのセキュリティ質問を再設定してください」というタイトル。メール本文でユーザーのApple IDがiCloudのログインに使われたと偽り、覚えがない場合はApple IDとパスワードの再設定が必要だとして、フィッシングサイトへ誘導する。
AppleのWebサイトでは、フィッシングメールに引っかからないために気を付けるべき注意点を公開中。メール送信者がAppleを名乗っていても、違和感を覚えたら確認してみてほしい。
1月23日15時00分の時点で、フィッシングサイトは稼働中。フィッシング対策協議会は、フィッシングサイト閉鎖のための調査を依頼しているが、類似のフィッシングサイトが公開される可能性もあるため、引き続き消費者に対して注意を促していく。