スズキは22日、軽量で高性能なスーパースポーツバイクGSX-Rシリーズに125ccの新型「GSX-R125 ABS」を追加し、26日に発売すると発表した。初心者や若年層にも幅広く楽しめるGSX-Rシリーズのエントリーモデルとなる原付二種スポーツバイクだ。
「GSX-R125 ABS」はGSX-Rシリーズの技術を投入した高出力の124cc水冷単気筒DOHCエンジンとコンパクトな軽量でコンパクトな車体により、伸びやかな加速感とあらゆるシーンにおいて走る楽しさを提供。トランスミッションはスムーズな出力伝達を可能にする6速マニュアルを採用し、前後輪に17インチの大径ホイールと花弁形状のブレーキディスク、ブレーキの効きを自動的にコントロールして車輪のロックを一定範囲内で防ぐABSを標準装備した。
スタイリングは、GSX-Rシリーズを踏襲した軽量・スリムでスポーティーなフルカウルで、前面の表面積を縮小したカウリングにより空気抵抗を低減。LEDを採用したGSX-Rシリーズ共通イメージの縦型2灯ヘッドライトを装備している。また、セパレートハンドルによるスポーティーなライディングポジションと、785mmの低いシート高による良好な足つき性を実現した。
さらに、スタータースイッチを押し続けずにワンプッシュするだけでエンジンが始動する「スズキイージースタートシステム」をはじめ、大容量11リットルの燃料タンクや、フルデジタル表示の多機能メーターなど、利便性の高い装備を採用。車体色は「SUZUKI」ロゴデザインを採用した「トリトンブルーメタリック」のほか、「ブリリアントホワイト」「ソリッドブラック(半ツヤ)」の計3色を設定した。価格は38万6,640円(税込)。