メルセデス・ベンツ日本は19日、新型「Eクラス カブリオレ」の注文受付を開始した。流麗かつスポーティなエクステリア、乗員4名がオープンドライブを快適に過ごせるさまざまな装備と広い室内空間、完全革新的な安全運転支援システムの標準装備などが特徴。納車は3月頃を予定している。
新型「Eクラス カブリオレ」はセグメントトップレベルの安全性と快適性を実現し、とくに混雑時や高速道路での渋滞の際、自動運転によりドライバーにかかる負担を大きく軽減する最新の安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」などの革新技術をはじめ、メルセデス・ベンツの最新デザインを取り入れ、流麗かつシンプルで美しい曲線美をボディサイドに取り入れたスタイリッシュなエクステリアと上質なインテリアを備える。
「インテリジェントドライブ」は先行車との車間距離のみならず周囲の交通状況(車両・車線・ガードレールなど平行な物体)をつねに監視し、従来よりもステアリングアシストが作動する状況を大幅に拡大。車線が不明瞭または表示されていない場合には先行車を追従し、システム起動時に高速道路上で自動停止しても30秒以内(一般道は3秒以内)であれば自動再発進が可能となり、渋滞時のドライバーの疲労を大幅に低減する。
エクステリアデザインは、ソフトトップを閉じているときはメルセデスの伝統的な流れるように美しいクーペのようなスタイリング、ソフトトップを開けたときにはカブリオレならではの伸びやかなプロポーションが特徴。フロントセクションはダイヤモンドグリルとパワードームを備えたボンネットによってスポーティな性格を強調し、サイドビューはフロントセクションから低く立ち上がるAピラー、高い位置を走るベルトラインとサッシュレスドアにより、メルセデス伝統のプロポーションを形成している。
ボディサイズが大型化したことで、室内空間と快適性も向上した。とくに後席レッグスペース(+44mm)と後席ショルダールーム(+14mm)といった後席の室内空間も向上し、大人4名がくつろげるセパレートタイプのシートは長距離ドライブでも快適性に優れ、高級感を醸成するデザインをふんだんにあしらうことで上質感も演出している。
パワートレインは第3世代の直噴システム「BlueDIRECT テクノロジー」によってターボチャージャーと排ガス再循環装置を組み合わせ、優れた動力性能と高い環境適合性を実現した「2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジン」と、V6エンジンによる高い静粛性やなめらかなフィーリング、パワフルで優れたドライバビリティによって心地良いドライビングを実現する「3.0リッターV型6気筒直噴ツインターボエンジン」の2タイプを設定した。
価格は「E200 カブリオレ」735万円、「E200 カブリオレ スポーツ」804万円、「E400 4MATIC カブリオレ スポーツ」1,113万円(価格はすべて税込)。