マツダは19日、3列シートクロスオーバーSUV「CX-8」の累計受注台数が、2017年9月14日の発表・予約受付開始後から1月15日まで時点で1万2,042台になったと発表した。月間販売計画1,200台の10倍を超える受注実績となる。
「CX-8」はマツダの国内SUVラインナップにおける最上位モデルであり、新しいライフスタイルを求める人に向けた3列シートクロスオーバーSUV市場の創造に挑戦する商品。30~40代を中心に幅広い層から支持を得ており、内訳としては30代以下が40%を占め、若いカップルやファミリーにも支持されている。
機種別では、上級機種「L Package」が42%、装備を充実させた「PROACTIVE」が52%。ボディカラー別では、「マシーングレープレミアムメタリック」が33%、従来から彩度や深みを増した「ソウルレッドクリスタルメタリック」が12%となっており、より高い質感や安全性能を備えた機種・ボディカラーが人気となった。
「CX-8」を選択した理由としては、「多人数乗車を可能としながら、かっこよさを感じる」「内装の細部に至るまでこだわりを感じた」などのデザイン領域のほか、「車の大きさを感じさせない、リニアなドライバビリティ」「乗り心地のよさや静粛性は想像以上」など走りの質の良さ、「3列目は座り心地も広さも十分」「ゴルフバッグが4つ入る」「車中泊も視野に入れられる」などのユーティリティ性能も高い評価を得ているとのこと。
加えて同社の先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を標準装備化し、経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車」の「サポカーS・ワイド」に全機種が該当していることも、支持されている理由のひとつだとしている。