博報堂こそだて家族研究所とPechat開発チームが作る「イヤイヤ研」は1月18日、「イヤイヤ実態調査」の結果を発表した。0~5歳のイヤイヤ期の子どもを持つ女性1,200名を対象に、イヤイヤの発動率が高い場所やシーンについて尋ねている(インターネット調査: 2017年9月)。
はじめに子どもたちのイヤイヤがどんな場所で起こっているのか質問したところ、イヤイヤ発動場所のベスト3は「リビング」(76.4%)、「食卓」(63.4%)、「物販店」(57.2%)となった。
また、イヤイヤが発動すると困る場所についても調査すると「物販店」(47.8%)が1位、「飲食店」が35.3%で2位となった。
続いて、イヤイヤが発動するシーンをより詳しく聞いたところ、1位「買い物」(72.5%)、2位「自宅遊び」(66.8%)に次いで「テレビや動画を観る/やめさせる時」にイヤイヤが発動すると答えた人は65.8%となり、3位にランクインした。同研究所は「静かにしてほしい時に便利だと普及したものが、かえって火種になっているようです」とコメントしている。
さらに入浴中では「入浴前」、着替えの中では「朝の着替え」、歯磨きでは「夜の歯磨き」の方がイヤイヤ発動率が高いことも分かった。
他にも発動率23.9%の「おやつ時」、16.4%の「寝ている間」などがあり、イヤイヤ期の戦場は、起きた瞬間から寝るまでではなく、寝た後にも及んでいたことが判明する結果となった。