おでかけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディは1月18日、「子供の習い事に関するアンケート調査」の結果を発表。習い事にかける予算について、同一エリアで二極化している傾向が見られ、また地域差も大きく出ていることが分かった。
はじめに「子どもに習い事をさせているか」を質問したところ、保育園・幼稚園の年少クラスの4歳から習い事に通う子どもが8割近くとなった。また小学2年生にあたる8歳からさらに習い事に通う子どもが増え、その数は9割近くとなった。
習い事の中で最も人気が高かったのは「水泳」(32.8%)で、次いで「学習塾」「ピアノ・エレクトーン」(共に23.4%)、「英語教室」(22.4%)、「体操」(14.0%)と続いている。
続いて1週間のうち何日子どもが習い事に通うのかを尋ねると、最も多かったのは週1日で36%となった。週3日以上と回答した割合は35%にものぼり、その中には週7日という回答もあった。
最後に子ども1人あたりの習い事費用(1カ月)を質問し、地域別に結果を見ると、全国的には「3,001円以上5,000円以下」と「10,001円以上20,000円以下」のあたりの2カ所で分布の山があり、二極化している地域の多いことが分かった。
ただし地域的な違いも見てとれ、北海道・東北と北陸・甲信越については5,001円以上10,000円以下の間で1つの大きな分布の山を形成している一方、東海についてはなだらかな分布の山を描いている。同社は「収入格差や習い事のバラエティ、習い事の対する関心の高さの違いなどが影響しているのではないだろうか」とコメントしている。