女優の永野芽郁と俳優の佐藤健が18日、東京・渋谷のNHKで行われた2018年度前期NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の取材会に出席。お互いの印象や現場での様子などを語った。
2018年4月2日から9月29日まで全156回を放送する同ドラマは、人気脚本家・北川悦吏子氏のオリジナル作品。北川の故郷でもある岐阜県と東京を舞台に、失敗を恐れないヒロインの楡野鈴愛(にれの・すずめ)が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜けていく姿を描く。
この日は、上京したヒロインが通う東京の喫茶店の撮影セットで取材会を開催。10月末にクランクインしてから約3カ月経ち、永野は幼なじみ・萩尾律役の佐藤との関係について「いれば安心できる方なので、現場にいるといい意味で何も考えずにいられる。律と鈴愛の関係性がなんとなくできているのかなと思っています」と話した。
お互いの意外な面を聞かれると、佐藤は「いい意味で男っぽいというか、さばさばしてる印象なのかなと思っていたんですけど、やっぱり女の子なんだなと」と返答。「亀と遊ぶシーンで、亀にキャーキャー言ってるときに、『あ、なるほどな。そうだよな』と思いました」とエピソードを披露すると、永野は「怖かったんですよ!『俺に触んなよ!』っていう目をしてくるから、本当に嫌だと思って泣きそうになりました」と振り返った。
永野は「健さんの意外な一面? うーん、あんまり。このまんまな感じです」と意外な面はあまりなかったようで、「すごい真っすぐな目で見つめてくれるなって。お芝居しているときも、こっちが自然に言葉が出ちゃうような目で見てくれるので、引っ張ってくれるか方なんだなと改めて思いました」と、信頼しきった様子で語った。
また、長期間の撮影におけるリラックス法について聞かれると、佐藤は「いっつもリラックスしてるよね、君は」と永野の方を向き、永野に「健さんは?」と聞かれると、「僕は、現場で撮った永野芽郁のムービーを見ることですね」とやや照れながら告白。爆笑する永野が「若い子たちに流行っているアプリを友達に教えてもらってやったらものすごく面白くて、その動画は疲れたときにお互い見てますよね?」と言うと、佐藤は「元気出る」と話した。
仲の良さがにじみ出ている2人だが、取材会に出席した制作統括の勝田夏子氏も「本当に兄妹みたいに仲良く、オフでも自然に2人でいる」と証言。それぞれの役柄的にも「そのまんまの2人みたいな役柄」だと言い、「オフでもまんまだなと思うことがけっこうあります」と明かした。