日本エイサーは18日、米国国防総省のMILスペックに準拠した11.6型コンバーチブル「Chromebook Spin 11」シリーズのフロント/リアカメラ搭載モデル「CP511-1H-F14N」を国内発表した。2018年1月中旬に発売する。価格はオープン。
米国国防総省の定める耐久試験「MIL-STD-810G」に準拠した、液晶回転型の11.6型コンバーチブルPC。強化したハニカム構造とラバーバンパーで剛性をアップ。高い堅牢性を確保し、キーボード底面には排水孔を設け、最大330mlの水をこぼしても内部の溝から外へ排出される仕組みになっている。
キーボード面のヒンジ中央付近にWebカメラを装備することが特徴。通常はフロントカメラとして利用できるが、液晶を360度後方へ回転させてキーボード背面に付けた「タブレットモード」で使った場合に、リアカメラとして活用できる。
主な仕様は、CPUがIntel Celeron N3350(1.1GHz)、メモリが4GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics 500(CPU内蔵)、ディスプレイが11.6型IPSディスプレイ(1,366×768ドット、10点マルチタッチ対応)。OSはGoogle Chrome OS。
ネットワークはIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0。インタフェースはUSB 3.1(Gen1) Type-C×2(映像出力対応)、USB 3.0×2、microSDメモリーカードリーダーなど。バッテリ駆動時間は約10時間。本体サイズはW296×D206×H20.9mm、重量は約1,400g。