ANAは1月17日、米国のAir Transport World誌より、「Airline of the Year 2018」に選ばれたことを発表した。今回は、2007年、2013年に続く3回目の受賞となり、ANAは3回受賞したアジア唯一のエアラインとなる。
ATW誌は1964年に設立された、世界でも権威と伝統のある民間航空業界の月刊誌で、1974年より「Airline Industry Achievement Award」として顕著な実績のあった航空会社や個人を選び、表彰している。今回ANAが受賞した「Airline of the Year 2018」はその中の最高賞であり、2017年一年間に、極めて優れた業績やサービスを提供したり、イノベーションを起こしたりした航空会社に贈られる賞となっている。
ANAが受賞した理由としては、直近1年間の財務実績、予約・チェックインから搭乗ゲートそして機内まで一連の品質の高い顧客サービスの提供、最新テクノロジーの積極的な導入などが挙げられている。また、北米路線の拡大(成田=メキシコシティ線の新規開設、成田=ロサンゼルス線の増便)やANA「STAR WARSプロジェクト」で最新の「C-3PO ANA JET」(ボーイング777-200)を含め4機のスターウォーズデザイン機を就航させているなどの斬新なアイデアが評価された。
第44回のAir Transport World誌の「Airline of the Year 2018」受賞式は、3月27日にアイルランドのダブリン市内にある「The Mansion House」で行われ、代表取締役社長の平子裕志氏が出席を予定している。
直近10年間の「Airline of the Year」受賞エアライン
2017年 アメリカン航空
2016年 エディハド航空
2015年 サウスウェスト航空
2014年 デルタ航空
2013年 ANA
2012年 ニュージーランド航空
2011年 エミレーツ航空
2010年 ニュージーランド航空
2009年 アシアナ航空
2008年 シンガポール航空