携帯電話の新規契約数が増加する春商戦に向けて、ソフトバンクでは新たなサービスを開始します。若者向けに「学割ウルトラギガモンスター50」「スマホデビュー割」を用意するほか、学割の対象者に学校の先生を加えた「学割先生」を提供する予定です。都内で開催の記者説明会には、先生役の竹内涼真さんらが招かれました。
ヘビーユーザーには「学割ウルトラギガモンスター50」
ソフトバンク 代表取締役副社長の榛葉淳氏は、2017年9月に提供を開始した「ウルトラギガモンスター50」「みんな家族割」といったサービスに触れ、「9割前後の方々にご満足いただいております」と振り返りました。一方で、「ソフトバンクならまだまだストレスフリーなサービスを提供できるはず」と意欲的。
まず発表したのは、「学割ウルトラギガモンスター50」でした。これは学生なら(条件がそろえば)、毎月50GBのデータ容量を月額3,980円(以下すべて税別)から利用可能になるという内容。通常のウルトラギガモンスターの料金から、「学割」で1,020円を、「家族新規特典」で1,000円を差し引いた計算です。後述の「学割先生」の一環として1月17日から提供します。
導入の理由について、榛葉氏は「年代別では、学生が一番パケットを使用しているため」と説明。「3年前に50GBを使おうと思えば、月額42,148円かかっていました。いまなら、その10分の1以下で利用できます」と安さをアピールしました。
スマホ初心者には「スマホデビュー割」
また、スマホを初めて手に持つ利用者を対象に、「スマホデビュー割」を用意します。条件がそろえば次の機種変更まで、ずっと月額1,980円からスマホを利用できるというもの(機種代金は別途必要)。これまで「iPhone SE」「Xperia XZs」など6機種で展開されてきましたが、今回から「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」も対象機種に加わります。
「やはり学生には最新iPhoneが人気のため」と榛葉氏。なお、ターゲット層のニーズが異なるとして、「iPhone X」は対象機種から外れています。「スマホデビュー割」は、1月17日から受付を開始予定です。
学校の先生には「学割先生」
このほか、学校の先生(公立学校共済組合組合員証、もしくは私立学校教職員共済加入者証の所有者)を対象に、学割を適用する「学割先生」が発表されました。「いまの時代、学生の気持ちを理解するため、大人にもスマホをもっと使ってもらいたい。そこで教育に携わる先生も、データ通信をストレスフリーに利用できるようにしました」と榛葉氏。先に説明した学生向けの学割と同様、条件がそろえば、毎月50GBのデータ容量を月額3,980円で利用可能になります。こちらも1月17日から受付をスタートさせます。
ソフトバンク利用者には「SUPER FRIDAY」
このほか、ソフトバンクのスマホユーザーを対象に毎週お得なクーポンが配信される「SUPER FRIDAY」が2月~4月に実施されます。2月は吉野家の牛丼(並盛)で、学生なら2杯が無料に。ひとりで2杯を食べても友だちとシェアしても良いとのことでした。3月、4月には, サーティワン アイスクリームでレギュラーシングルコーンが1個無料になります。キャンペーンコラボフレーバーも用意されています。
質疑応答で、榛葉氏は「学割先生の対象になるのは50GBのウルトラギガモンスターに限る」と説明。ギガモンスターとして提供している20GB、30GBのデータ定額プランに関しては「学割先生としての割引は行わない」(榛葉氏)とのことでした。
この後、舞台にはテレビCMにも出演している竹内涼真さん(学割先生)、生瀬勝久さん(教頭先生)、壇蜜さん(女性教師)、志尊淳さん(学生)がゲストとして登場。それぞれが思い出に残る恩師を紹介していく一幕がありました。