東芝クライアントソリューションは15日、同社製PC「dynabook」の2018年春モデルとして、13.3型モバイルPC新モデルを発表した。モバイルPCは、光学ドライブ非搭載の「dynabook UX53」シリーズが1機種、光学ドライブ搭載の「dynabook RX」シリーズが2機種の計3機種が春モデルとして登場している。

発売は、dynabook UX53が2月上旬、dynabook RXシリーズが1月19日。価格はオープンで、店頭予想価格は税別120,000円台半ばから。

dynabook UX53

  • dynabook UX53 オニキスブルー

「dynabook UX53」は、dynabookシリーズのモバイルPCとして「ハイスタンダードモバイル」を冠する製品。基本仕様は従来モデルと同等だが、新たにインセル式タッチパネルを採用し、従来の1,090gから約30g軽量化した、1,060gとなった。

また、「dynabook V」シリーズでも付属しているUSB Type-Cアダプタを本モデルでも同梱。このアダプタを接続すると1000BASE-T対応有線LAN×1やHDMI×1、D-Sub×1、USB 3.0×1が増設される。

主な仕様は、CPUが第7世代Intel Core i3-7130U(2.70GHz)、メモリが4GB(4GB×1、最大16GB)、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 620(CPU内蔵)。光学ドライブは搭載しない。OSはWindows 10 Home 64bit。

本体のインタフェースはUSB Type-C(Thunderbolt 3対応)×2、HDMI×1、USB 3.0×1など。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.1など。

本体サイズはW316.0×D227.0×H15.9mm、重量は約1,060g。バッテリ駆動時間は約11.5時間(JEITA 2.0)。Office Home & Business 2016が付属する。店頭予想価格は税別150,000円台半ば。

dynabook RX

  • dynabook RX プラチナホワイト(左)とグラファイトブラック(右)

「dynabook RX」シリーズは、光学ドライブ搭載の13.3型モバイルPC。ハードウェアは従来モデルと同等だが、ソフトウェアを春モデル共通ソフトに変更している。ラインナップは上位の「dynabook RX73/F」が3機種、下位の「dynabook RX33/F」が1機種となる。

最上位モデル「dynabook RX73/FR」の主な仕様は、CPUが第7世代Intel Core i5-7200U(2.50GHz)、メモリが8GB、ストレージが512GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 620(CPU内蔵)、ディスプレイが13.3型ワイド液晶(1,920×1,080ドット)、光学ドライブがブルーレイディスクドライブなど。OSはWindows 10 Home 64bit。

インタフェースはUSB 3.0×3、HDMI×1、D-Sub×1など。通信機能はGigabit準拠の有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.1。

本体サイズはW316.0×D229.0×H17.2～21.4mm、重量は約1.32kg。バッテリ駆動時間は約14時間(JEITA 2.0)。Office Home & Business 2016が付属する。店頭予想価格は200,000円前後。

このほか、メモリを4GB、ストレージを256GBとした機種「dynabook RX73/FP」や、CPUをIntel Core i3-7130U(2.70GHz)、ストレージを1TB HDD、光学ドライブをDVDスーパーマルチとした機種「dynabook RX73/FQ」を用意する。店頭予想価格は前者が180,000円前後、後者が160,000円前後。

  • dynabook RX33/F グラファイトブラック

「dynabook RX33/F」の主な仕様は、CPUがIntel Celeron 3865U(1.80GHz)、メモリが4GB、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 610(CPU内蔵)、ディスプレイが13.3型ワイド液晶(1,920×1,080ドット)、光学ドライブがDVDスーパーマルチなど。OSはWindows 10 Home 64bit。

インタフェースはUSB 3.0×3、HDMI×1、D-Sub×1など。通信機能はGigabit準拠の有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN、Bluetooth 4.1。

本体サイズはW316.0×D229.0×H18.2～22.4mm、重量は約1.49kg。バッテリ駆動時間は約12.5時間(JEITA 2.0)。Office Home & Business 2016が付属する。店頭予想価格は200,000円前後。