KDDIはこのほど、「女性の将来への備えに関する調査」の結果を発表した。調査期間は2017年11月15~19日、有効回答は30~59歳の女性1,000人。

半数近くが医療保険に加入

将来への備えとして既に行っていることを尋ねると、1位「健康診断の定期受診」(50.5%)、2位「医療保険」(41.2%)となり、半数近くが既に医療保険に加入していることが判明。以下、3位「健康的な生活習慣」(35.1%)、4位「身体のセルフチェック」(32.2%)、5位「貯蓄」(25.4%)と続いた。

  • 将来への備えとして、既に行っていること[複数回答形式]

病気への備えとして重要だと思うことは、1位「健康的な生活習慣」(71.8%)、2位「健康診断の定期受診」(70.0%)、3位「貯蓄」(53.0%)の順となった。

「がん」などの大きな病気への備えを考え始める年齢を聞くと、「40~44歳」が22.6%、「30~34歳」が17.4%、「50~54歳」が15.9%との結果に。平均年齢は40.5歳だった。

最近1年以内に健康診断を「受診した」割合は63.6%、「受診しなかった」は36.4%。最近1年以内に乳がん検診を「受診した」は38.0%、「受診しなかった」は62.0%だった。乳がん検診を受診しなかった理由を聞くと、「金銭的な負担が気になるため」が最も多く36.1%を占めた。

日本人が生涯でがんに罹患する確率は、男性で62%(約2人に1人)、女性で46%(約2人に1人)。今回の調査で、がんに罹患する日本人は何人に1人くらいだと思うか質問したところ、「2人に1人くらい」と正しい回答をした割合は13.2%にとどまった。