ビットフューリーとFirst Block Capitalは1月11日、仮想通貨エマーコインへの投資を実施し、エマーコイン・ブロックチェーン・ソリューションを世界中の顧客に展開する支援を行っていくと発表した。
エマーコインは仮想通貨で、様々な分散型認証サービスを提供する分散型ブロックチェーンプラットホーム。高い信頼性、ロバスト性に加え、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)、PoS(プルーフ・オブ・ステーク)、マージドマイニングという3つのマイニング方式を組み合わせたハイブリッドマイニングを特徴としている。
今回の投資により、包括的なブロックチェーン技術を提供するビットフューリーは、今後のアプリケーションの領域を拡大することが可能となるという。同社CEOのヴァレリー・ヴァヴィロフ氏は「ビットフューリーは、PoWとPoS方式のマイニングが可能となるエマーコイン・テクノロジーに大きなポテンシャルを見出しています」と述べている。
First Block Capital創設者のマーク・ヴァン・デア・ヘス氏は「数ヶ月に渡って数多くのブロックチェーンを調査した結果、エマーコインは様々な業界にとって大きなポテンシャルを秘めた素晴らしい技術であると確信しています」とコメントしている。
エマーコインは同日、新たな諮問委員会を設置。諮問委員には、ヴァン・デア・へス氏、ビットフューリーの取締役でベンチャーキャピタリストのビル・タイ氏、ビットフューリー取締役副会長のジョージ・キクヴァッズ氏が就任している。