オリンパスは、2017年10月に発表したマイクロフォーサーズ規格の交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO」を、1月26日に発売する。希望小売価格は165,000円(税別)。
M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PROは、F1.2の大口径単焦点レンズで、オリンパスの交換用レンズ最高峰「M.ZUIKO PRO」シリーズの新製品。開発時に、ボケを収差レベルで測定し、球面収差曲線を調整。また、新開発の「ED-DSAレンズ」を含め、6枚のEDレンズを採用した。アウトフォーカスでの色にじみ(軸上色収差)と、画面周辺での色にじみ(倍率色収差)を効果的に補正し、美しくにじむボケと、高い解像力を実現したとしている。
レンズ構成は、スーパーEDレンズ×1、EDレンズ×3、ED-DSAレンズ×1、EDAレンズ×1、スーパーHRレンズ×1、非球面レンズ×1を含む11群15枚。最短撮影距離は0.2m、最大撮影倍率は0.15倍(35mm判換算0.3倍)だ。なお1月26日、M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO専用のレンズフード「LH-66C」も5,000円(税別)で発売する。このほか主なスペックは以下の通り。
- 焦点距離 : 17mm (35mm判換算34mm相当)
- 最小絞り : F16
- 絞り羽枚数 : 9枚 (円形絞り)
- フィルターサイズ : 62mm
- 最大径 : 68.2mm
- 長さ : 87mm
- 重さ : 390g