中京テレビ放送は2月4日、旧国鉄用地の跡に作られた街「ささしまライブ」を会場としたファミリー向けの鉄道イベント「チュウキョ~くんの鉄道フェスタ2018」を開催する。

  • 「チュウキョ~くんの鉄道フェスタ2018」告知ビジュアル

「ささしまライブ」は旧国鉄の貨物駅だった笹島駅の用地の再開発によって生まれた地区。現在もJR東海・名古屋鉄道・近畿日本鉄道・名古屋臨海高速鉄道と各社の線路が周辺を囲むように張りめぐらされていることから、中京テレビは「鉄道ファンにとっては聖地と言っても過言ではない場所」とイベント開催の意義を説明する。

当日は、運転室からの展望映像に運転士や車掌の音声を被せる「電車DEカラオケ」を近鉄観光特急「しまかぜ」の近鉄名古屋~賢島間とあおなみ線名古屋~金城ふ頭間の映像で実施。"鉄道博士"として活躍する南田裕介氏、鉄道に関する曲を多く演奏する音楽デュオ「スギテツ」によるトークとライブも上演される。小学生を対象にした鉄道クイズ大会も行い、優勝者には「博士」の称号を授与する。いずれも定員制のため、事前の申込みが必要。申込み方法はイベント公式ページで確認できる。

事前申込み不要のイベントとして、鉄道友の会名古屋支部によるNゲージ展示と旧笹島駅の歴史に関する展示も実施。Nゲージ展示では、東海道新幹線や近鉄「しまかぜ」、名鉄「ミュースカイ」といった名古屋地区でおなじみの列車の走行シーンが見られる。

なお、名古屋臨海高速鉄道ではイベント開催を記念し、当日限りあおなみ線の電車1編成にイベント開催のヘッドマークを掲出する。中京テレビのキャラクター「チュウキョ~くん」とあおなみ線のキャラクター「あお鉄くん」を描いたデザインとなる。