大井川鐵道は受験シーズンに合わせ、SL列車に縁起の良いヘッドマークを掲出した「合格祈願号」を新金谷~千頭間で運転する。願い事を書いた木片をSLの窯で燃やす「お焚き上げ」もあわせて実施する。

  • SL「合格祈願号」イメージ

  • 「すべらない砂」イメージ

SL「合格祈願号」として運行される列車は、新金谷駅11時52分発の千頭行「かわね路1号」と、千頭駅14時53分発の新金谷行「かわね路2号」。「サクラサク」にちなみ、桜の花を描いたヘッドマークを取り付ける。ヘッドマークの形状も「ごうかく」にちなんだ五角形とする。運転日は1月12日から2月5日までと3月1~5日の計23日間(SL運休日を除く)。

運転期間中は、1,200年以上の歴史を持つ千葉山智満寺(島田市)で祈祷を受けた「護摩木」を1枚180円で販売。合格祈願などの願い事をこの護摩木に書いて納めると、約1,000度にもなるというSLの窯の炎で「お焚き上げ」してくれるという。「みなさまの願い事を天まで運ぶお手伝いをいたします」と同社。

あわせて落ち葉などが多いシーズンにSLのすべり止めで使う矢作川(愛知県)の砂を「すべらない砂」として、1個200円で販売する。護摩木とのセット販売は350円。