赤ちゃんの頃から寝るのが大嫌いだった息子は、もう3才半。寝るのに時間がかかる夜もありますが、寝かしつけが大変だなと思うことは少なくなりました。でもそうなるまでは、山あり谷あり。沢山の壁に突き当たりました!
最初の壁は、文化の違い。アメリカでは赤ちゃんはベビーベッドでひとりで寝るのが一般的で、添い寝をしているママはごくごく少数派です。私も、1ヵ月健診頃からドクターに「息子さんはひとりで寝られていますか?」という質問をされるようになり、添い寝していますと答えると真剣な顔で「きちんとベビーベッドで寝られるようにトレーニングしてください。今しておかないと、ひとりで寝られない子になってしまいますよ!」と注意を受けました。
そうは言っても、日本人の私にとっては添い寝は至って自然なこと。むしろ生まれたばかりの赤ちゃんと別々に眠ることには抵抗がありました。アメリカ人のママ友はドクターが言うような寝かしつけをしていて、「夜7時にベッドに入れるとすぐ寝る」という話を聞くと、それはそれで良いのかなと思うこともありました。ですが、どうしてもアメリカ流の寝かしつけ方法は受け入れらず、結局そのままずっと添い寝で寝かしつけていました。
でもやっぱりドクターの言葉は頭の片隅にいつもあって、時々ベビーベッドで寝かせてみたりもしました。今思えば、注意を無視し続けている申し訳なさからくる、罪滅ぼしのようなものでした(笑)。