オーネットは1月4日、2018年新成人の「恋愛・結婚に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2017年11月29日~12月5日、2018年に成人式を迎えた男女600名(男女各300名)を対象に、インターネットで行われた。
オーネットは1月4日、2018年新成人の「恋愛・結婚に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2017年11月29日~12月5日、2018年に成人式を迎えた男女600名(男女各300名)を対象に、インターネットで行われた。
女性の社会進出とともに、晩婚化・少子化が社会問題となっている日本。草食系男子という言葉が目立ち始めたのは10年以上も前のことだが、今の若者たちの恋愛事情はどうなっているのだろうか。本稿では、これからの日本を背負って立つ新成人の恋愛・結婚観について明らかにしていく。
新成人の恋愛意識
はじめに、交際経験の有無を聞いたところ、前回調査から3.0%増、前々回調査からは約6%増の62.0%となり、引き続き新成人の恋愛に対する意識が上昇傾向にある結果に。また、現在交際相手がいる人の割合は31.5%と、こちらも前回調査を0.8%上回った。
出会いのきっかけは、男女ともに「学内(大学・専門学校)」(男性28.9%、女性31.1%)が1位に。続く2位は、男性は「中学・高校の同級生」(同25.3%、12.3%)、女性は「アルバイト先」(同10.8%、17.9%)となり、3位はともに「SNS」(同14.5%、16.0%)だった。「SNS」については、前回調査(男性6位、女性5位)から急上昇しており、「SNSで知り合った異性との恋愛はアリだと思う?」という質問に対して「アリ」と回答した人の割合も、前回調査を3%近く上回り、全体で4割を超えた。
新成人の結婚意識
次に、新成人の結婚に対する意識について調査を実施した。「将来結婚したいと思いますか?」と聞いたところ、結婚願望のある新成人の割合は83.8%と、2002年以降で最も高い数値となった。
結婚したい年齢については、男女ともに「25歳」(男性18.6%、女性23.3)が最も多く、次いで「26歳」「27歳」「28歳」という結果に。男女ともに25歳~30歳までの間に結婚をしたいと考えていることがわかった。なお、24歳までに結婚したいと考えている人の割合は全体の25%で、31歳以上は3.4%だった。
「専業主婦(主夫)になりたい?」と質問したところ、「はい」と回答した女性の割合は昨年とほぼ同じ結果(30.7%、前回調査比+0.7%)であるのに対し、男性の割合は15.7%と、前回調査から5.4%アップした。
また、結婚後に「子供がほしいですか?」という質問に対しては、全体の68.8%(男性65.0%、女性72.7%)が「ほしい」と回答。前回調査とほぼ同じ結果となった。