女優の平祐奈が9日、都内で行われた映画『未成年だけどコドモじゃない』(12月23日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶に、中島健人(Sexy Zone)、知念侑李(Hey! Say! JUMP)とともに登場した。
同作は水波風南による同名コミックを実写化。小学館のコミック誌『Sho-Comi』創刊50周年記念企画第1弾となる。文武両道で学校一のモテ男・鶴木尚(中島)が、天真爛漫なお嬢様・折山香琳(平)と高校生で結婚するが、尚にとっては折山家の経済力を目的とした"愛のない"結婚だった。"結婚したのに片思い"状態の香琳に、幼馴染のお金持ち・海老名五十鈴(知念)が離婚を迫る。
イベントでは、キャスト陣にサプライズで、主題歌のHey! Say! JUMP「White Love」に合わせ、撮影時のメイキングやプロモーション時のオフショットを組み合わせた特別映像が上映された。
映像が終わると、涙を拭う平の姿が。中島も「思い出が詰まり過ぎてましたね。感無量です」と胸いっぱいの様子で、「本編と同じくらい涙が出ちゃう。心でね」と感謝すると、知念も「帰ったら泣いちゃう」としみじみとしていた。
平は「英(勉)監督はじめ、スタッフさんお一人お一人が本当に素晴らしい方々で、皆さんが一生懸命な愛をくださるから、私たちも頑張ろうって、その愛を受け取っていたので……」とだんだん涙声に。「それをこうして中島さんと知念さんとできて」と、涙を散らすようにぐるぐる回りながら、「宣伝部さんやみなさんが素晴らしい方だからこそ、私たちがこの愛を受け取って渡せたかなって。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」と頭を下げた。
平の涙に、中島は改めて「本当に綺麗な涙が流れました。その涙の後には綺麗な虹が見えると思いますので、『未成年だけどコドモじゃない』をぜひみなさんに愛してほしい」と会場に語りかける。また、振袖姿の平がステージから降りる際には、手を出してエスコートする紳士な姿を見せた。