映画『ジオストーム』(2018年1月19日公開)のジャパンプレミアが9日、都内で行われ、日本語吹き替え声優を務める俳優の上川隆也、山本耕史、お笑い芸人のブルゾンちえみが登壇。声優に初挑戦したブルゾンの声を、上川と山本が絶賛した。
本作は、天候を操る気象コントロール衛星の暴走が地球に引き起こす異常気象を描くディザスター・アクション大作。日本語吹き替え版では、主人公の科学者で気象コントロール衛星の開発者、ジェイク・ローソン役(ジェラルド・バトラー)を上川、その弟で国務省職員のマックス役(ジム・スタージェス)を山本が務め、さらに、マックスの恋人で女性シークレット・サービス・エージェントのサラ役(アビー・コーニッシュ)にブルゾンが抜てきされた。
"キャリアウーマン"ネタで大ブレイクしたブルゾンが演じるサラは、素晴らしい美貌の持ち主でありながらも大統領の緊急事態には男性顔負けの銃捌き&カーチェイスを見せる"スーパーキャリアウーマン"という役どころ。ブルゾンは「映画の中でもスーパーキャリアウーマンの声をやらせていただきました」と堂々とあいさつした。
また、本作が声優初挑戦となったブルゾンは「映画も大好きなのでワクワクしていたんですが、本当に難しかった。声のお仕事をされている人を尊敬しました」とかなり苦労した様子。「自然と出している声を意識して出そうとすると出ない。難しい」と語った。
そんなブルゾンの声を、上川は「作品を見ている間はブルゾンさんの姿を想起しなかった。それくらいはまってる」と絶賛。山本も「テレビを見ていてもすごく声のいい方だなと思っていた」と明かした上で、今回の吹き替えについて「艶もあるし、エキゾチックだし、ちょっとセクシーだし、ものすごいぴったり。これからどんどんこういうお話がくるんじゃないかと思う」とべた褒め。ブルゾンは「褒め言葉の全部乗せ。うれしいです」と喜んだ。