アイドルグループ・乃木坂46の齋藤飛鳥が、きょう9日(23:15~)に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』の密着取材を受けるが、ネガティブ発言を連発する。
さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。乃木坂46の新エースとして注目を集める齋藤は昨年、大きな飛躍を果たしたが、そんな彼女に5カ月にわたって密着し、握手会、グラビア撮影、東京ガールズコレクションのランウェイ、ライブの裏側や束の間のプライベートで見せる19歳の素顔を追い続ける。
メンバーの白石麻衣や生駒里奈から「グループを引っ張っていくエースになる」と言われる齋藤だが、握手会ではファンからのリクエストに「やだ」「しません」と言い放ち、ほとんど応えない。2011年に当時最年少の13歳で1期生として加入し、3~4年は思い描いていたアイドルの王道を目指して笑顔を振りまいていたが、「ずっとカワイイのは無理」と悟り、飾らない素の自分を出すようになると、ファンもそれを受け入れてくれたという。
ミャンマー人の母と日本人の父の間に生まれ、小学校高学年になると友達や先生との関係がうまくいかなくなり、学校に行かなくなったそうで、中学1年の時、母親の勧めで乃木坂46のオーディションを受けた齋藤。華やかなアイドルの世界だが、密着中に彼女の口から出てくるのは「暗いねってよく言われる…」「根っからのアイドルじゃないんで…」「私の密着VTRをYOUさん、若林(正恭)さんに見てもらうの申し訳ない…」など、ネガティブ発言を連発する。
そんな5カ月間の密着中に一番テンションが上がったのは、雑誌撮影の休憩中、編集者から小道具として用意していた本をプレゼントされた時。本好きとしても知られる彼女のテンションを上げたのは意外な本だった。そして、「将来、やりたいことが決まってる訳じゃない」といい、乃木坂46に所属し続ける理由、そして"セブンルール"を明かしていく。
スタジオでは、若林が「このメンツに密着VTR見られるのイヤじゃないですか?」と言うのに対し、YOUは「オバさん、そんな怖くないよ」と笑いを誘い、思い思いのアイドル論を展開。齋藤の読書好きな一面に注目した作家の本谷有希子は、自身の思春期に思いを馳せ、電車で他校の男子生徒に「何の本を読んでるんですか?」と声を掛けられた甘酸っぱい思い出を語り始める。
一方、青木崇高は「(自分が)握手会に並んだらどんなことが言えるだろう…」と妄想を膨らませ、若林は「今、こんなアイドルがいたらのけ反って驚く…」という独自のアイドル分析を披露する。