たかがおっぱい、されどおっぱい。赤ちゃんとおっぱいの関係は、山あり谷あり、大変です。すべての方の参考にはならないとは思うのですが、今回は、私自身の授乳のお話です。
新生児のころは、朝も夜もなくほぼ2時間ごとに繰り返される授乳タイム。
出産直後はなかなかうまくおっぱいが出ず、量を計っては一喜一憂していました。飲みたいけどうまく飲めない赤ちゃんと、飲ませたいけどおっぱいが出ないわたし。我が子の口に上手く含ませてあげることに難儀し、そのうち乳首が切れて激痛に。軟膏と血の混ざった妙な色のおっぱいを見ながら、生んだら自動的におっぱいが出ると思っていたのに、「普通の授乳」がこんなに大変だなんて!と絶望的な気分になったのを覚えています。
だんだんおっぱいが出るようになったら、今度はコントロールが効かなくなってきて、出過ぎる、詰まる、膿む。仕事に復帰し、授乳の間隔が開いたとたんに42度の発熱。立派な乳腺炎で、泣きながら病院に通いました。こうしておっぱいトラブルは休みなく続き、へとへとになった時期もありました。