DELLはこのほど、13.3型のプレミアムモバイルノートPC「XPS 13」の2018年モデル(XPS 13 9370)を発表した。米国では同社直販サイトやmicrosoft.comなどで取り扱いが始まっている。価格は999.99ドルから。
従来モデルから引き続き、超狭額縁のInfinityEdgeディスプレイを採用し、11.6型クラスの本体に13.3型ディスプレイを搭載。XPS 13 9370では4K(3,840x2,160ドット)も新たに選択できる。インタフェースをすべてUSB Type-Cコネクタ(Thunderbolt×2、USB 3.1 Type-C×1)とすることで30%の薄型化に成功した。
本体カラーとしてシルバー以外に、アルパインホワイトとローズゴールドを追加。シルバーモデルのパームレストはカーボン素材によるブラックだったが、アルパインホワイトとローズゴールドではシリカ素材によるガラス繊維を採用することで、高耐久かつ美しいホワイトを表現したとしている。アルパインホワイトモデルでは、ACアダプタも本体に合わせたカラーとなっている。
また、電力管理システムの「Dell Power Manager」を使用して、バッテリの寿命や充電、放熱などのバランスを最適化し、ビデオレンダリングをはじめとする高い負荷がかかる作業でシステムの温度を管理する。これによって、2015年モデルと比較して2倍のパフォーマンスを実現したという。
このほか、ノートPCとしてはじめて筐体にGORE Thermal Insulationを採用。デバイスから効率的に熱を放出する。
CPUやディスプレイの解像度で複数のSKUを用意する。CPUはIntel Core i5-8250U / Intel Core i7-8550U、メモリが4~8GB LDDR3-1866MHz / 16GB LDDR3-2133MHz、ストレージが128GB SATA SSD / 256GB PCIe SSD / 512GB PCIe SSD / 1TB PCIe SSD、ディスプレイが13.3型フルHD / タッチ対応13.3型フルHD / タッチ対応4K、OSがWindows 10 Home / Windows 10 Pro。
通信機能は、IEEE802.11a/b/g/n/ac + Bluetooth 4.1(Killer 1435) / IEEE802.11a/b/g/n/ac + Bluetooth 4.1(Intel 8265)。インタフェースはThunderbolt 3×2(DC-in、DisplayPort対応)、USB 3.1 Gen2 Type-C×1(DC-in、DisplayPort対応)。MicroSDカードリーダー。
本体サイズは302×199×11.6㎜、重量は約1.21kg。