プロフィギュアスケーターで、トリノ五輪金メダリストの荒川静香氏が、日本テレビ系ピョンチャン五輪番組のメインキャスターに就任することが8日、明らかになった。これで、同局系の冬季五輪で、2010年のバンクーバーから3大会連続の起用となる。

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荒川静香氏=日本テレビ提供

2月9日に開幕するピョンチャン五輪で、日テレでは、序盤の「フィギュアスケート団体」や世界記録を連発する「スピードスケート・パシュート」、メダルが期待される「ショートトラック」など注目種目が目白押し。荒川氏は、現地からのリポートや選手取材、スタジオからの生出演などが予定されている。

荒川氏は「今まで以上に今回のオリンピックの臨場感を感じていただけるように頑張りたいと思っています」と意気込みをコメント。

母親になって初めてキャスターを担当することになるが、「自分の子供も、こういうところに興味をもって、やってみたい、という一歩が芽生えるのかもしれないと思うと、未来のオリンピアン、アスリートを誕生させる力にもなるのかと。そう感じることが、子供が生まれてからの違いかなとも思いますので、伝え方も工夫していかなければと思います」と意欲を示した。

日本テレビスポーツ局の木村拓也プロデューサーは「どの中継枠も、荒川さんとお伝えすることで、より深いドラマとして歴史に刻まれると思います! 母親としての視点も加わった荒川さんと、日本選手の活躍をぜひ一緒にお楽しみください!」と呼びかけている。

なお、同局系では「スペシャルキャスター」として、嵐の櫻井翔も現地からリポートする。