お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(54)が、7日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、居酒屋の"お通し"にクレームをつける外国人に苦言を呈した。
この日は今年1回目の放送となり、これまでの未公開シーンをまとめた「やっと放送できるスペシャル」。その中で、視聴者の「居酒屋のお通しシステムに違和感がある」という意見が紹介され、"お通し"の是非を巡って議論が白熱した。
居酒屋で注文した料理の前に出される300円程度の"お通し"。佐々木恭子アナウンサーは「近年では外国人客に提供したお通しについての苦情が増えています。無料だと思って食べたお通しの代金が会計の時に請求されてトラブルになるケースも増加しているそうです」と報告した。
これについて松本は、「観光客に関しては『チップと思って我慢せえや』という思いが僕はありますけどね。つべこべ言うな(笑)」「われわれはチップに納得できない。だって、お通しは"もの"があるから」と主張。「日本の文化はそうなんです。落語だって枕があるでしょ。いきなり落語から始まらないんですよ。お通しって枕みたいなものですから」「それを黙って聞いとけっていう話ですよ」と持論を展開した。
一方で、「枕の方がおいしい時がある」のほか、「ボリュームがありすぎる時がある」「食べたかったものとかぶっている時がある」や長時間放置されて干からびたものが出される時があるなど、問題点も指摘していた。