テレビ朝日系ドラマ『越路吹雪物語』(8日スタート、毎週月~金曜12:30~)の主題歌を、ヒロイン・越路吹雪を演じる大地真央と瀧本美織が、週替わりで担当することが決まった。
同作で、青年期を演じる瀧本と、絶頂期を演じる大地。2人は越路さんの代表曲であり、岩谷時子さんの訳詞で知られる「愛の讃歌」「ラストダンスは私に」「サン・トワ・マミー」「ろくでなし」を、それぞれレコーディングした。
さらに、瀧本は宝塚歌劇団の愛唱歌「すみれの花咲く頃」や、シャンソンの名曲「幸福を売る男」を、大地は越路さんの夫・内藤法美さんが作曲した「誰もいない海」や、こちらもシャンソンの名曲である「愛の幕切れ」を熱唱。3月7日には、この主題歌12曲を収録したCDが発売される。
大地は「ほとんどが初めて唄わせていただく曲だったのですが、どの曲も名曲だとあらためて感じました」と感想。瀧本は「越路さんを完全に真似するのではなく、そこからヒントをいただいて自分ならこう歌う、というイメージを膨らませました」と意識したことを語っている。
大地は、今作のクランクインでリサイタルの場面を演じ、「愛の讃歌」を熱唱しており、あす8日に放送される第1話の冒頭シーンに登場。また、ドラマのナレーションは、宝塚歌劇団で越路さんと大地の下級生(後輩)にあたる真矢ミキが初めて担当することになっている。