Lenovoは1月4日(米国時間)、ビジネス向けモバイルノートPC「ThinkPad Xシリーズ」の新モデルを発表した。12.5型のThinkPad X280と13.3型2in1 PCのThinkPad X380 Yogaをそろえ、いずれも米国では2018年1月に発売し、価格はThinkPad X280が999ドルから、ThinkPad X380 Yogaが1,459ドルから。
CPUを第8世代Coreプロセッサに刷新したほか、充電端子をUSB Type-Cで統一した。ThinkPad X280は最大16.6時間、ThinkPad X380 Yogaは最大13.6時間の長時間駆動を実現し、急速充電により60分で80%まで充電できるという。
また、指紋リーダーやWebカメラを搭載。さらにオプションで顔認証対応のIRカメラも選択可能。カメラは使わないときにふさぐことができる物理的なカバー「ThinkShutter」を備える。
ThinkPad X280
従来モデルから20%の軽量化(1.3kg)と15%の薄型化(最薄部17.4mm)を実現。メモリやストレージ、画面解像度などにより複数のモデルを用意するものと思われる。
主な仕様は、CPUが最高で第8世代Intel Core i7プロセッサ(vPro対応モデルも用意)、メモリが最大16GB、ストレージが最大1TB PCIe SSD、グラフィックスがIntel UHD 620(CPU内蔵)、ディスプレイが12.5型HD TN / フルHD IPS / タッチ対応フルHD IPS、OSがWindows 10 Home / Pro 64bit。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、有線LAN(付属ドングルで対応)、WWAN(LTE)。インタフェースがHDMI×1、Thunderbolt 3×1、USB Type-C×1、USB 3.0×2。バッテリ駆動時間は最大16.6時間。
本体サイズは307.7×209.8×17.4~17.8mm、重量は1.3kg。
ThinkPad X380 Yoga
ディスプレイが360度開く13.3型2in1 PC。Active Penによるペン入力に対応する。
主な仕様は、CPUが最高で第8世代Intel Core i7プロセッサ(vPro対応モデルも用意)、メモリが最大16GB、ストレージが最大1TB PCIe SSD、グラフィックスがIntel UHD 620(CPU内蔵)、ディスプレイが13.3型タッチ対応フルHD IPS液晶、OSが最大でWindows 10 Home / Pro 64bit。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、WWAN(LTE)。インタフェースがHDMI×1、Thunderbolt 3×1、USB 3.0×2(うち1基はalways on)。4-in-1カードリーダー、バッテリ駆動時間は最大13.6時間。
本体サイズは313.5×222.2×18.2mm、重量は1.4kg。