俳優の古田新太が、3日に放送されたフジテレビ系バラエティ特番『ビートたけしの私が嫉妬したスゴい人』(21:00~23:30)に出演。俳優・菅田将暉への嫉妬心を明かした。
古田は、菅田について「若いのに達者。あの若さであれだけ役の幅があるのは素晴らしい」と絶賛し、「嫉妬を覚えますね」とコメント。「容姿がかっこいいので『菅田くん素敵』みたいな感じで見られると思うんですけど、出ている作品で全然役が違う」と話した。
そして、『あゝ、荒野』でのボクサーの役、『海月姫』での女装男子役、『火花』での芸人役を挙げ、「あの若さでずいぶん役をやっている。それによって人が変わって見れるのは素晴らしい。あんな腕あったらいいな」とうらやましがった。
舞台出身の古田はさらに、菅田と生田斗真が初共演した舞台『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』にも嫉妬。自身もかつて行った同舞台で、「2人とも達者でお客さんゲラゲラ笑ってて嫉妬」と、テレビドラマから演技を始めたにも関わらず舞台でも笑いをとる菅田に嫉妬したという。
そして、菅田について「きっと役を作っていくときの想像力が変態なんじゃないかな」と分析。「舞台の人間は『行き過ぎろ』って言われる。映像の世界は行き過ぎるとはみ出しちゃう。『そんなやつはいねーよ』になっちゃう」とした上で、「菅田くんは役を作るときに『そんなやつはいねーよ』で作っていると思う。だから等身大にならないというか、何の役で出てもその人になっている。才能だなと思います」と幅広い演技力を称えた。