タレントのビートたけしがこのほど、フジテレビ系バラエティ特番『奇跡体験!アンビリバボー2018 新春3時間SP~東京オリンピック1964を陰で支えたメダルなき日本ヒーローたち~』(あす4日19:00~21:54)の収録に臨み、東京オリンピックへの思いを語った。

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    『奇跡体験!アンビリバボー』ストーリーテラーのビートたけし=フジテレビ提供

今回は、1964年の東京五輪開催の2年前、準備に奔走して戦った男たちの陰の活躍を紹介。たけしは当時、東京・足立区の自宅の前に環七通り(環状七号線)が開通したが、「(土地が売れて)お金が入ると言われて、(父親が)毎晩酒飲んで宴会騒ぎしていたら、2メートル先に道路が通っちゃってね。(売れなかったのに)ダンプカーが砂利撒いてて埃まみれで、洗濯物も干せなくて、毎日親父とお袋がケンカしてたんだよ。土地が売れた人はお洒落なレストランとか始めてお金持ちになっちゃって、こっちは酷い目にあったんだよね。やっぱり良い思い出ないなぁ」とボヤく。

次の2020年東京五輪で、映画監督でもあるたけしは、各所で演出プランをアピールしていたが、結局山崎貴氏ら複数の専門家チームが手がけることに。「誰も俺にコンタクトを取らないんだよね。宇宙船で入場とか見事な演出だったのになぁ。座頭市の点火式、火薬でドーンなんて、過激な演出を言い過ぎちゃったかな。俺は危険でやらせてくれなかったな」と残念がりながら、「ボロクソに言う準備しておかなきゃ(笑)」と、早くも毒づいていた。

番組では、出場国の国旗を作る大役を任された20歳の大学生、空中作戦・水中作戦など、さまざまな工法を駆使してオリンピック開催のわずか9日前に高速道路を開通させた男たち、世界中の人たちに映像を届けるための衛星中継に奔走した男たちを紹介する。

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(C)フジテレビ