お笑いタレントのビートたけしがこのほど、東京・台場のフジテレビで行われた同局系バラエティ特番『ビートたけしの私が嫉妬したスゴい人』(1月3日21:00~23:30)の収録後に、劇団ひとり、加藤綾子と共に取材に対応。お笑いのためにノーベル賞を狙っていると明かした。

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ビートたけし

収録で話に出てきた国民栄誉賞について、お笑い界で受賞してほしい人はいるか聞かれると、たけしは「お笑いが権威を持つのはあんまりおもしろくない。権威のあるものをもらえればうれしいからもらうけど、あんまり求めてないんじゃないかな」と意見。ひとりは「たけしさんには取ってもらいたい。お笑い芸人が一人も取ってないというのはちょっと」とたけしの受賞を期待した。

するとたけしは「それよりもノーベル賞をもらおうと思ってる」と告白。「小説を書いて今いいとこにきてるから、芥川賞とか直木賞をもらって、映画ももらって、舞台も。そうするとボブ・ディランのようにノーベル賞候補になるんじゃないかと淡い期待を抱いている」と打ち明けた。

そして、「それが夢ではない。もしもらったら、それを糧にいかにお笑いに持ってくるかが楽しい」と続け、「食い逃げでも、ノーベル賞もらったやつが食い逃げしたって最高じゃない。お笑いって落差だから、権威がある人が失敗を重ねると絶対笑う。権威はそのためにほしいというだけ。お笑いのため」と説明。「言うことがえらいね」と自分を褒め、「なにを自画自賛してるんだよ」と笑いを誘った。

同番組は、一流の世界で活躍する芸能人やアスリートが嫉妬した人物を告白する"スゴい人"発掘番組の第4弾。今回は10人の一流たちがVTR出演する。スタジオには安倍晋三首相が緊急出演。嫉妬した政治家について、印象的なエピソードを交えて激白する。

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