風水的に、大掃除には厄を祓い、幸せを呼び込む効果があります。師走の忙しさも手伝い、大掃除をしなくては……と思いつつも、どこから手を付けていいか分からないと思うことはありませんか。家の外からやってくる災難は、凶方位からそっと忍び寄ることがあります。そこで今回、知らないと危ないポイントを紹介します。2018年凶方位となる場所を念入りに掃除して年末の厄払いをしましょう。
災いを呼ぶ大凶の方位は北と南
真っ先に大掃除に取り掛かりたい方位は、家の中心から見て北と南。2018年、北と南は誰にとっても大凶となる最も気を付けたい方位です。
北は「五黄殺(ごおうさつ)」となり、腐敗、破壊の意味があります。無計画な行動で失敗を招いたり、借金や不倫、怪我、病気、精神のバランスを崩したり、自らの行いで運気を損ねたりしやすい方位です。
南は「暗剣殺(あんけんさつ)」となり、暗闇の中で突然、剣で刺される意味を持ちます。予想もできないような不測の災難に遭う方位です。交通事故や詐欺、リストラ、近所トラブルなど他動的で、自分でいくら気を付けていても防ぐことが難しい災難とされます。
両方とも、文字通りの災いをもたらす怖い方位であり、汚れやホコリが溜まっていると、凶意が強まり家の中へ侵入し災いの種となります。北と南はしっかり掃除をしましょう。
東南が汚れていると婚活や就職で失敗!?
2018年は戌(いぬ)年。歳破(さいは)と呼ばれ、最初は良くとも何事もツキに見放されうまくいかない方位は、十二支を円形状に並べた場合「戌」の正面となる「辰(たつ)」の方位。つまり、東南です。この方位が汚れたままだと、本来うまくまとまるはずの縁が破談となるなど凶意があります。婚活や就活中の人は、特に注意が必要です。東南もしっかり掃除をしましょう。
最大吉方位恵方の南南東で大開運
節分の季節になるとよく耳にする恵方(えほう)。恵方とは、お正月様とも、歳徳神(としとくじん)とも呼ばれる、その年の年神様がやってくる方位です。恵方の方位は一切の凶の作用が解かれ、幸運が運ばれるとされます。
2018年の恵方は、「丙(ひのえ)」方位。つまり南南東です。全ての厄が払われるありがたい方位です。掃除をした後はライトで明るく照らしてことも、たくさんの幸運を呼び込むことができるのでオススメです。
災いとなるマイナスの陰の気は、下へ下へと溜まります。床は必ず水拭きをしましょう。その際、バケツの水に少量の天然塩を加えると、魔よけのパワーが強くなりさらにGood。その場合は、塩害を防ぐため、真水で二度拭きするのを忘れずになさってくださいね。
※画像はイメージ
著者プロフィール: 月香(つきか)
ハート占い1to1、ハートスクール1to1主宰。幼い頃よりさまざま体験を通じて、目には見えない何か不思議な力が存在していることに気づく。スピリチュアルカウンセラーとして、風水や四柱推命、霊視をしながら、たくさんの方々を鑑定。人は誰でも最良の選択をすることで、幸せを引きよせることができると実感する。
スクールでは、占い師、セラピスト、スピリチュアルカウンセラー、ヒーラーを養成。モータースポーツにも従事。レーシングチーム、Team Sky Lightに所属。