東京・渋谷のNHKホールで30日、『第68回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15〜23:45)のリハーサルが行われた。

  • 『第68回NHK紅白歌合戦』OPリハーサルの様子

全体リハーサルではOPやED、さらに出場者みんなで歌う名曲などの確認を行った。全体演出からは「感情を揺さぶる紅白に」というテーマが発せられ、ステージの空気も引きしまる。総合司会の内村光良、白組司会の二宮和也、紅組司会の有村架純もそれぞれ挨拶し、頭を下げた。

トップバッターを務めるHey! Say! JUMPの「Come On A My House」では、OPからの流れで全員がサビを踊る演出に。前で説明をするスタッフに、笑いを堪えきれない様子の山田涼介だったが、練習が始まるとメンバー9人がステージに向き合い、振り付け指導を行った。

「お皿を持つようなイメージで」「チョップチョップ!」と特徴的な振り付けを説明するアナウンスに合わせ、振りを再現してみせる同グループ。練習が終わるとステージの出演者に向かってペコペコとお辞儀をしていた。また、三代目 J Soul Brothersの登坂広臣は、練習が終わった後も張り切って動きを確認していた。

実際に通す場面になると、内村は同グループに「緊張してる?」と声をかける。山田が「非常に」と答えると、「勝手が違うよね」と優しく頷く内村。二宮も「Hey! Say! は今年10周年ですから」と先輩らしく説明していた。

豪華出演者陣を前に、同曲を披露したHey! Say! JUMPに、後ろのゆずや五木ひろしはまるで自分が歌っているかのようにノリノリでサビを踊り、YOSHIKIは隣の五木を見守っていた。また、三代目 J Soul Brothersの小林直己は、真剣な表情で完璧に振り付けを再現していた。

ステージにはカメラ用の穴が空いており、器用に穴を避けながら踊る同グループに、内村は「気をつけてね」と心配そうな様子。「ヒヤヒヤするだろ、ヒヤヒヤ」と苦笑しながら、父親のように同グループに声をかけていた。