お笑いタレントのイジリー岡田がテレビ東京系ドラマシリーズ『三匹のおっさん』最新作、『三匹のおっさんスペシャル』(2018年1月2日21:00～)に出演することが30日、わかった。

同作は作家・有川浩の人気小説シリーズを映像化し、パート3まで放送された。かつて悪ガキだった清一(北大路欣也)、重雄(泉谷しげる)、則夫(志賀廣太郎)の3人が、定年退職後にご近所内の悪を成敗していく。スペシャルでは、3人が日光江戸村で映画ロケをするスター女優のバッグを盗もうとした犯人を捕まえたことから、町の映画館の存続をめぐる騒動に巻き込まれていく。

イジリーが演じるのは、女優・花沢ゆかり(檀れい)のバッグを盗む犯人・小西。舌をものすごい速さで上下する「高速ベロ」などの芸風で知られるイジリーは、「普段からアイドルの楽屋に潜入して私物を舐めるという仕事をしているので、役作りは自然にできました(笑)。スタッフの方から盗みの際の手が早いと絶賛されました」と才能を見せた。

両親も好きな番組であるため「親孝行できた」と喜ぶイジリー。撮影では「本番直前に、立ち位置でスタンバイしていたら急に後ろから腕を組まれ、振り向いたら北大路さんでした!」とエピソードを披露する。北大路から「何歳なの?」と聞かれ、イジリーが「53歳です」と答えると、「若いね〜」と優しく声をかけてもらい、「 感動いたしました」という。

また、泉谷からは「アクションシーンの際、『怪我しないようにね! 新婚なんだから!』と遠くからお声をかけていただき、収録終わりでご挨拶に伺った際には『ご結婚おめでとうございます』とお言葉を頂き大変感動いたしました」と現場のあたたかい様子を明かした。