たくさんの親戚が集まる年末年始。親に孫の顔を見せられるのはうれしい反面、他の孫との対応の差に敏感になってしまうママも少なくないよう。そこで今回は、姪・甥を持つ子育て中の女性マイナビニュース会員153名に「孫差別を感じたことはありますか?」と聞いてみた。

  • 孫差別を感じたことはある?(画像はイメージ)

Q.実家・義実家への帰省中、兄弟・義理兄弟の子と対応に差をつけられる"孫差別"を感じたことはありますか?

はい 37.9%
いいえ 62.1%

Q.「はい」と答えた方にお聞きします。どのようなことが"孫差別"だと感じましたか?

・「お小遣いの金額が同じ年齢でも違う」(37歳/埼玉県/保育園児の親)

・「兄弟の子どものことをよくほめる」(41歳/新潟県/小学生の親)

・「義実家にて、実の娘の子どもを優先する、接し方が違う等」(43歳/兵庫県/幼稚園児の親)

・「義理母の実家で、娘の子どもが好きなおもちゃや食べるものだけ用意してあったこと」(42歳/愛知県/小学生の親)

・「プレゼントの金額が違いすぎる」(41歳/東京都/幼稚園児の親)

・「義父母の家に行くと、義姉の子どもの方がいろいろと買ってもらっていることが分かる」(34歳/東京都/保育園児の親)

・「長男の息子(孫)はやっぱり大切にされているなぁ……と感じました」(35歳/青森県/小学生の親)

・「義妹の子どもだけ連れ出してお出掛けした」(44歳/福岡県/小学生の親)

・「息子の子か娘の子かで扱いが微妙に違う」(40歳/長崎県/幼稚園児の親)

・「男の子にはやさしく、女の子には冷たい」(35歳/京都府/未就園児の親)

・「義理の両親の家に行ったときに、主人の妹も子どもを連れて帰省していたが、明らかに妹の子の方をかわいがって相手していたこと」(39歳/兵庫県/幼稚園児の親)

・「うちの子は話題にならない」(28歳/東京都/未就園児の親)

・「行事ごとの時、うちには何もしてくれない」(32歳/京都府/幼稚園児の親)

・「かわいがり方が違う。同居だと孫のかわいがり方、別居だとお客さん」(27歳/新潟県/小学生の親)

・「義兄の子どもをほめまくる。比較してよいしょする」(52歳/埼玉県/小学生の親)

・「孫と会った時のテンションの差」(59歳/山形県/小学生の親)

・「頭がいいとか悪いとか」(24歳/東京都/小学生の親)

・「義理姉、義理兄の子たちは、バーベキューに一緒に行き、私の子たちは小さかったので、留守番させられた。遠くから帰省したのにどうして留守番なのか」(49歳/愛知県/保育園児の親)

・「義母は自覚していないと思うけど、義妹の子の方をより見ていると思う。自分の子どもが話しかけてもそっちに気を取られて聞いていなかったり。でも無自覚だと思う」(46歳/東京都/小学生の親)

・「かわいい、かわいくない。親の育て方が悪いから子どもの態度に出る」(42歳/熊本県/保育園児の親)

総評

調査の結果、"孫差別"を感じたことがあるという人は37.9%で、お小遣いの金額や接し方、行事との関わり方など、さまざまな点で他の孫と違いを感じたという声があがった。「実の娘の子を優先する」「男女で扱いが違う」「長男の息子を大事にする」など、生まれた順番や内孫・外孫か、性別などによって対応の差に違いが出ることがあるようだ。

価値観の違いや互いの思い込み・勘違いなど、さまざまな背景が考えられる"孫差別"。難しいかもしれないが、まずはママ・パパ自身が両親・義両親とコミュニケーションをはかってみたり、状況を冷静に捉えてみたりすることで解決できることもあるかもしれない。