慌ただしく過ぎる年の瀬。年末最後となる大晦日は、家族でのんびり過ごす、旅行へ出かける、たくさんの友だちと楽しく、ひとりでゆっくり過ごす、中には仕事をする人もいるかもですね。今回、1年間の「穢(けが)れ」を払い、新年の「吉祥(きっしょう)」を招き入れる大晦日の過ごし方を紹介します。
大掃除で神さまお出迎え
年末に行う大掃除は、正月にやってくる神さまに失礼のないようにお迎えする意味があります。しっかり掃除して穢れを落としておきましょう。玄関に靴が出しっぱなしになっていないでしょうか。乱雑になっているといい気が取り込めません。いい気も悪い気も玄関から入ります。気持ち良くスッキリさせておきましょう。
神社やお寺でデトックス
穢れとは、「気が枯れる」こと。病気やケガ、思いがけない災難の元凶ともなります。神社では穢れを祓い、厄を落とす年越しの大祓が行われます。「"年越し"同様、"夏越し"も大切に! 不調な人こそ6月に掃除をすべき理由」でも紹介した通り、年越しの祓は知らず知らずの内に付いてしまった半年間の厄を祓うことができます。
お寺では大晦日から新年をまたぎ、除夜の鐘が撞(つ)かれます。諸説ありますが、煩悩を取り祓う効果があるとされます。神社での年越しの祓やお寺での除夜の鐘の聞き、厄を落としましょう。
年越しそばで恋愛運アップ
年越しそばは、江戸時代から始まった風習とされ、月末にそばを食べる晦日そば(三十日そば)の風習が、大晦日だけ残ったものと言われています。現在でも細く、長くと、長寿を願い大晦日に食べられていますが、風水では長寿だけではありません。そば、うどん、パスタなど細くて長いものは、恋愛運や金運をアップさせる効果もあるとされています。
長い食べ物は、ご縁が長く続く、縁がつながるというパワーを持ちます。恋愛を成就させたい人は、ご縁が冷えるおそれのある冷たいそばより、温かいお汁のあるそばがオススメ。
ネギは「ねぐ」と言って、「祈る」という意味もあります。願いが叶うよう、ネギも添えいただきましょう。また家族やパートナーがいる人は一緒に食べるとさらにご縁が深まります。そばアレルギーがある人は、うどんやパスタをチョイスしてもいいですね。
来年もみなさんにとって良い年となりますよう、いい新年を迎えましょう。
※画像はイメージ
著者プロフィール: 月香(つきか)
ハート占い1to1、ハートスクール1to1主宰。
幼い頃よりさまざま体験を通じて、目には見えない何か不思議な力が存在していることに気づく。スピリチュアルカウンセラーとして、風水や四柱推命、霊視をしながら、たくさんの方々を鑑定。人は誰でも最良の選択をすることで、幸せを引きよせることができると実感する。
スクールでは、占い師、セラピスト、スピリチュアルカウンセラー、ヒーラーを養成。モータースポーツにも従事。レーシングチーム、Team Sky Lightに所属。