JR東日本秋田支社は27日、男鹿線で運行している交流蓄電池電車EV-E801系「ACCUM(アキュム)」の新たなヘッドマークデザインを発表した。
EV-E801系「ACCUM」はJR東日本初の交流蓄電池電車としてデビュー。電化区間では通常の電車と同様に架線からの電力で走行し、非電化区間では蓄電池の電力で走行する。今年3月4日から男鹿線で営業運転を開始し、当初は運行開始を記念したヘッドマークを掲出していたが、今年7月になまはげをモチーフとしたデザインに変更。今回はヘッドマークデザインの一般公募を行い、優秀作品2点を採用した。
赤い車両(下り男鹿行の先頭車)には宮城県在住の女性が制作した、なまはげの面を力強い線で表現したイラストと「男鹿線」の文字を左右半分ずつに配したヘッドマーク、青い車両(上り秋田行の先頭車)には秋田県在住の女性が制作した、男鹿半島の名所「ゴジラ岩」の夕暮れを印象的なシルエットで描いたヘッドマークを掲出する。掲出期間は12月28日から当分の間とされている。