リニューアルのため2017年5月より長期休館に入っていた「上越市立水族博物館」(新潟県上越市西本町)が、2018年6月にグランドオープンする。新たな施設は、旧水族博物館の隣に建設される。
公募により決定した新たな愛称は「うみがたり」。この度、新しい施設の特徴を表現するロゴマークの完成も同時に発表された。
新しい施設のテラスから望む雄大な景色をモチーフに、「夕焼けの空・海・水槽」を3層のスクエアで表現したロゴマーク。海への畏敬の念を大切にしながら、上越市の新しいシンボルになっていきたいという想いが込められている。
同施設では、日本海に面した立地を生かしてさまざまな展示を行う。大水槽の上部には開放された空間を用意し、水槽と日本海の水面が一体に見えるような造りに。日本海の広がりと美しさを楽しめる。
陽の光が差し込み、季節や時間によって表情を変える大水槽には、神秘的な水中トンネルも備えられている。足元まで全面アクリルガラスでできたトンネルの中で、優雅に泳ぐ日本海の生き物たちとの散歩を楽しもう。
イルカショーが行われるプールも、バックには日本海が。目の前に広がる雄大な背景と、バンドウイルカの豪快なジャンプは必見。2階のホールからはまた違ったパフォーマンスを見ることができる。
屋外エリアに出ると、マゼランペンギンを観察することができる。マゼランペンギンが巣の中で卵を温める様子など、リアルな生態を圧倒的な近さで体感しよう。
この度「うみがたり」は公式ホームページもリニューアルし、各種SNSでの情報配信なども随時行っていくとのこと。今後も、海と人とが生み出す新しい物語から目が離せない。