トレンドマイクロは26日、2017年4月に延長サポートを終了したWindows Vistaの利用状況を発表した。
同社の個人向けセキュリティ製品利用者のうち、システム情報の送信に同意している国内ユーザーを対象にした調査によると、2017年11月時点で63,513台のWindows Vista PCが利用されているという。
また、2017年10月10日に延長サポートが終了したOffice 2007は、同社調査によると、30万台以上のPCで利用されていることが確認されている。
延長サポート終了後は、セキュリティ更新プログラムや新機能などが提供されず、脆弱性が残ったままとなるため、不正プログラムに感染しやすくなる。同社は、最新のOSへのアップグレードや、サポートが提供されているOSを搭載したPCのへの買い替えを推奨している。
なお、直近では2018年1月9日に、Windows 8.1のメインストリームサポートが終了。また、 2020年1月14日には、Windows 7の延長サポートが終了となる。