もういくつ寝るとお正月ですね。クリスマス、大掃除、仕事納めと年末のイベントが終われば、正月休みがやってきます(サービス業の方はお仕事がんばってください!)。
家に引きこもってゆっくり過ごす寝正月は最高ですが、コンテンツの選択肢が多いこの時代、それほど興味のないテレビ番組をダラダラ見て過ごすのはもったいない! 今年は年末年始の過ごし方も少しアップデートして、より充実した"寝正月"を過ごしてみませんか。
今回活用するのは「Apple TV 4K」。テレビに接続することで、iTunesで購入した映画や、「Netflix」などの動画配信サービスを大画面で楽しむことができますし、それ以外にも年末年始に活躍するさまざまな機能が備わっています。Apple TV 4Kで何ができるか、シチュエーション別にまとめました。
自宅で年越しなら……4Kコンテンツを楽しむ
50型4Kテレビが5万円を切る価格で発売されるなど、最近は4Kテレビや4Kディスプレイが割安で手に入るようになりました。冬のボーナスで買った人、初売りセールで購入予定の人もいるかもしれません。
実家への帰省予定がなく、正月は自宅の4Kテレビを見てゆっくり過ごすなら、Apple TVに動画配信サービス系のアプリを入れて、気になる映画を制覇してみてはいかがでしょう!
たとえばNetflixは4Kオリジナルコンテンツが充実しており、高画質の映像体験を味わえます。12月にはAmazonプライムビデオがApple TVに対応したので、プライムビデオ用にFire TVを別途購入する必要もなくなりました。
iTunes Storeでも『ダンケルク』や『スパイダーマン:ホームカミング』、『ワイルド・スピード ICE BREAK』など、2017年の話題作が4K HDRで登場。テレビが4K HDR対応であれば、iTunesやNetflixの4K HDRコンテンツの美しさをフルで体験できます。
番外編として、Apple TV 4Kにプリセットされているスクリーンセーバもおすすめです。空港や砂漠、都市の夜景など数パターンが用意されており、実際の時間帯に合わせた映像が流れます。毎回映像の精細さに見入ってしまい、あっという間に時間が経ってしまいますが、それも贅沢な時間の使い方かもしれません。
実家で年越しなら……写真で1年の思い出を振り返る
一方実家に帰省して、家族団らんで過ごす場合も、Apple TV 4Kが活躍します。「写真」アプリには、同じiCloud上のiPhoneやiPadで撮影した写真が自動で同期されるので、家族に見せながら1年間の思い出を振り返ると盛り上がります(見られたくない画像があると放送事故状態になるので注意)。家族でiCloudの写真共有機能を使っていれば、それらの写真もテレビの大画面で楽しみましょう。
また家族がiPhoneやiPadユーザーなら、AirPlayを使ってデバイスの画面をテレビにミラーリングできます。AirPlayするには、Apple TVの近くで「写真」アプリを立ち上げ、映したい写真もしくは動画を開きます。次に左下のアクションボタンから「AirPlay」を選択、「Apple TV」をタップすると、テレビにコンテンツが表示されるので簡単です。
Apple製品同士の連係の強みはApple TVでも健在です。普段家族に会えないぶん、順番にミラーリングしながら、それぞれの1年を写真で振り返ってみてはいかがでしょうか。
親戚の子どもがやってくるなら……ゲームアプリで盛り上がる
実家もしくは自宅が本家で、「年末年始に親戚の子どもたちが集まってきて大変!」というシチュエーションでも、Apple TV 4Kは便利です。Apple TVのApp Storeは、ゲームアプリや教育系アプリが充実していることは意外と知られていません。
無料で遊べるアプリは、Apple TVのリモコン「Siri Remote」を使った単純操作のミニゲームが多いため、正月の集まりで軽く遊ぶにはもってこい。とはいえ3Dグラフィックを用いたハイクオリティのアプリも少なくないので、遊びごたえ抜群です。
このように、シチュエーションによってさまざまな用途で使い分けできるのが、Apple TV 4K最大の魅力なのです。これだけできることが多くて、価格が19,800円(32GB、税別)〜であれば、十分「コスパがいい」製品といえるのではないでしょうか。私も今年はApple TV 4Kで映画を見ながら、寝正月する予定です。それではみなさま、素敵なクリスマスとよいお年を。