特撮ドラマ『仮面ライダービルド』に登場する第3のライダー・仮面ライダーグリスの姿が、ついに24日放送のテレビシリーズで明らかとなり、変身者である猿渡一海を武田航平が演じることも発表された。武田は2008年1月から2009年1月まで放送された平成ライダーシリーズ第9作『仮面ライダーキバ』に出演。主人公の紅渡(瀬戸康史)の父親・紅音也として、仮面ライダーイクサや仮面ライダーダークキバに変身した。
仮面ライダーグリスは、東都で活躍するビルドとクローズとは違い、"北都生まれ"の仮面ライダー。新変身ベルト「スクラッシュドライバー」で変身する。現在公開中の映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイド with レジェンドライダー』でも、一瞬その姿を見せており、変身者に注目が集まっていた。テレビシリーズ今年最後の放送回となった第16話「兵器のヒーロー」では北都が東都に宣戦布告し、グリスらが北都から秘密兵器として送り込まれ、ドラマはさらなる盛り上がりを迎えている。
『キバ』で武田が変身したイクサやダークキバは、他の何人もの登場人物が変身する仮面ライダー。武田にとってグリスは、自分専用の変身ベルトとアイテムで変身する初めての仮面ライダーであり、自身も思い入れは特に強いと語っている。
武田航平(仮面ライダーグリス/猿渡一海 役) コメント
すべての人々の永遠のヒーローであり、憧れである仮面ライダーに再び変身できる。
オファーをいただいたときは、とても光栄なことと心よりうれしく思いました。と同時に「キバ」からもう10年か、と時の流れの早さに驚きました。
撮影現場に入った時は「戻ってきたな」という感じで感慨深かったです。顔見知りのスタッフさんもたくさんいたので安心しました。実家に戻ってきたような感じですね。
演じる猿渡一海には人間の厚みを感じます。多くは語らず、本心を露にすることもありませんが、その佇まいとは裏腹に故郷や家族、仲間を愛し、その全てを背負っています。自我や煩悩を押し殺す姿にはグッときますね。同性にも愛される存在ではないでしょうか。
変身した後に感情をむき出しにして戦う姿が見られますが、暴走ではなく"背負っているものがあるが故の咆哮"だと思うんです。
わかりやすくいえば、10年前に出会ったどこぞの「1000年に1人の天才」とは真逆(笑)。ただ愛が深いところは似ていますね。
変身ポーズは龍我のポーズに似ないように……と思いながら、ライダーらしい要素を入れることも忘れませんでした。変身ポーズは緊張します(笑)。ここだけの話、よく家でも練習しています(笑)。やはり変身ポーズを出来るというのはいくつになっても格別の経験ですね。
グリスのデザインはカッコ良すぎます!ロボットベースにクリアブラックの仮面、赤く光る目。そしてゴールドカラー。ライダーの最終フォームに用いることが多いゴールドを身にまとうのはプレッシャーでもあり、高揚感もありますね。変身後のグリスのスピーディーでキレのあるアクションにも注目してください。
犬飼君、赤楚君は"後輩ライダー"ではありますが、先輩として言えるコトなどありません(笑)。一つ言えるとしたら「2人同時に愛してやる」ということですか…。あれ? またどこかで聞いたような言葉が(笑)。
一海の様々なモノやコトを背負う姿を見て欲しい。見た目とは違い、昔ながらの日本男児的なところに注目していただきたいです。ぜひ応援してください!
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(C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・ 東映
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