マクロミルは12月21日、「2017年のお歳暮」に関する調査結果を発表した。調査期間は2017年12月1~2日、有効回答は20~69歳の個人2,000人。
お歳暮の予算、「3,000~5,000円」が最多
2017年にお歳暮を贈った(贈る予定も含む、以降も同様)人は全体の39%。贈った相手は、「親戚」が35%と最も多く、以下、「自身の父・母」と「配偶者の父・母」が同率の25%、「友人・知人」が21%と続いた。
お歳暮を贈る相手ごとに1つあたりの予算を調べると、贈る相手を問わず「3,000~5,000円」(5~6割程度)が最多。誰に贈るお歳暮が最も予算が高いのかをみると、「5,000円以上」との回答が最も多かった贈り先は「配偶者の父・母」で32%だった。
お歳暮でもらいたいものを尋ねたところ、「ハムなどの肉加工食品」が37%でトップ。次いで「スイーツ」が30%、「酒類」が27%と続いた。一方、お歳暮に購入したものは、「肉加工食品」が32%、「酒類」が31%、「スイーツ」が20%の順となり、欲しいもの・贈りたいものが比較的一致していることがわかった。
お歳暮に対する6つの考え方について、賛同するか否かを質問したところ、「お歳暮をもらうことが楽しみ」と回答した人は30%だったのに対し、「お歳暮の返礼に困る」は53%と半数を上回った。また「最近お歳暮を贈らなくなった」は55%、「お歳暮の風習はいらないと思う」は50%となり、お歳暮に対してネガティブな印象を抱いている人の方が多いことが判明した。