マツダは22日、軽乗用車「フレアワゴン」「フレアワゴン カスタムスタイル」を全面改良し、2018年2月8日に発売すると発表した。広い室内空間や優れた乗降性と快適性を向上しながら、個性的なデザインや豊富なカラーバリエーション、安全性能の強化など、多様なニーズに対応することに注力した。
デザインは全高を高くするだけでなく、より広く大きく見える工夫をしながら、個性や遊び心を表現。低床で開口部を広くした乗降りがしやすい後席両側スライドドアや、大きな荷物の出し入れをしやすくした荷室など、軽ハイトワゴンとしての魅力を高めている。ボディカラーは新色「オフブルーメタリック」「チアフルピンクメタリック」「ブレイブカーキパール」の3色を含む全9色を設定した。
また、全機種に減速時のエネルギーを利用して発電・充電し、その電力を活用してモーターによるクリープ走行や加速時のエンジンアシストを可能にする「マイルドハイブリッド」を搭載。軽量・高剛性の新プラットフォーム、ボディ、サスペンション、新CVTの採用などにより、「HYBRID XG」2WD車ではJC08モード燃費30.0km/Lを達成した。
前進時の衝突回避・被害軽減をサポートする「デュアルセンサーブレーキサポート」に加え、同社の軽自動車で初めて、後退時の衝突回避・被害軽減をサポートする機能を全機種に標準搭載するなど安全性能を強化。これらの装備により、新型「フレアワゴン」「フレアワゴン カスタムスタイル」は、全機種が経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進する「安全運転サポート車」の「サポカーS・ワイド」に該当する。
価格は「フレアワゴン」が133万3,800~158万9,760円、「フレアワゴン カスタムスタイル」が157万6,800~190万8,360円(どちらも税込)。